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■オウム×レッド×アンリ
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「騒がしいな、何してるの、君達」
アンリがサロンの扉を開けると、一斉に寮生達が固まった。
彼等は、ベランダに留まっている鳥の傍に居た。
白いオウム。アルファルド寮のジャワハルワールが飼っている鳥だ。
ユウタはジョシュアの背中から、オウムを見ているようだった。
ジョシュアは「や、やあ、アンリ」と引き攣った笑顔を見せる。
「ジャワハルワールのオウムが遊びに来たんだよ。
それで、ちょっと…話をしてたんだ」
「鳥と?」
オウムはアンリの顔を見ると、元気良く片翼を上げた。
「プリンセス、プリンセス!」
アンリは絶対零度の微笑みを見せる。
「へえ。チキンの割りには、なかなかいい度胸じゃない?
君をコンガリ焼いてあげようか?」
ジョシュアが息を吐く。
「アンリ、オウムに噛み付くなよ」
アンリはドアへ逃げようとしている背中を見付ける。
「鳥にふざけた言葉を教えたの、誰か知ってる? レッド」
名指しされた肩が跳ねる。乾いた笑い声をあげながら、
「ジャ、ジャワハルワールじゃねーのか? 飼い主だしさ」
「仮にそうだとして。背中に隠したもの、見せてくれる?」
「これはー、お前が見ても、退屈なだけだと思うぜ?」
「退屈かどうかは僕が決めることだ」
強引に腕を引く。
ぱらぱらと落ちる写真。
青ざめるレッドを横目に、一枚の写真をアンリが拾う。
「これを鳥に見せて、言葉を教えたんだ?」
映っているのは仮装行列で純白に身を包んだプリンセス。
15歳のアンリが映っていた。
「どうして君が持っているの? 君、入学してないよね、この時」
「シ、シルヴァンに、譲って貰ったんだよ」
「ふうん。そう…」
冷笑したアンリは写真を縦に裂いた。
「うわあああ! それ、すげー高かったのに!!
おいユウタ、セロハンテープ!」
fin
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「騒がしいな、何してるの、君達」
アンリがサロンの扉を開けると、一斉に寮生達が固まった。
彼等は、ベランダに留まっている鳥の傍に居た。
白いオウム。アルファルド寮のジャワハルワールが飼っている鳥だ。
ユウタはジョシュアの背中から、オウムを見ているようだった。
ジョシュアは「や、やあ、アンリ」と引き攣った笑顔を見せる。
「ジャワハルワールのオウムが遊びに来たんだよ。
それで、ちょっと…話をしてたんだ」
「鳥と?」
オウムはアンリの顔を見ると、元気良く片翼を上げた。
「プリンセス、プリンセス!」
アンリは絶対零度の微笑みを見せる。
「へえ。チキンの割りには、なかなかいい度胸じゃない?
君をコンガリ焼いてあげようか?」
ジョシュアが息を吐く。
「アンリ、オウムに噛み付くなよ」
アンリはドアへ逃げようとしている背中を見付ける。
「鳥にふざけた言葉を教えたの、誰か知ってる? レッド」
名指しされた肩が跳ねる。乾いた笑い声をあげながら、
「ジャ、ジャワハルワールじゃねーのか? 飼い主だしさ」
「仮にそうだとして。背中に隠したもの、見せてくれる?」
「これはー、お前が見ても、退屈なだけだと思うぜ?」
「退屈かどうかは僕が決めることだ」
強引に腕を引く。
ぱらぱらと落ちる写真。
青ざめるレッドを横目に、一枚の写真をアンリが拾う。
「これを鳥に見せて、言葉を教えたんだ?」
映っているのは仮装行列で純白に身を包んだプリンセス。
15歳のアンリが映っていた。
「どうして君が持っているの? 君、入学してないよね、この時」
「シ、シルヴァンに、譲って貰ったんだよ」
「ふうん。そう…」
冷笑したアンリは写真を縦に裂いた。
「うわあああ! それ、すげー高かったのに!!
おいユウタ、セロハンテープ!」
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