忍者ブログ
Marginal Prince Short Story
Admin  +   Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

■ソクーロフ×ハルヤ
■ギャグ。ゲームでの「東洋の神秘」場面を再現。
---------------------------------

アルフォンソ学院 保健室――


入りたまえ。

こ、こんにちは、ソクーロフ博士。

やあ、ハルヤ。よく来たね。今日はどうしたのかな?

すみません、また腹痛なんですけど…あ、いてて。

何か思い当たる節はあるかい?

はい。昨日、街の早食い大会に参加したからかなと思うんですけど。

大会では、何を食べたのかな?

えっと、ピザを…20枚くらい…あれ、30だったかな…?

その大会以外に、昨日食べたものを覚えているかい?

普通に朝と昼と夜は、みんなと一緒に食べました。
あ。あと、夜食に「魔女のボンボン」を。

そうか。いつもの君よりは少ないくらいだね。
では、腹の具合を診ようか。少し触らせて貰うよ?

はい。

痛かったら言うんだよ? 此処はどうかな?

あっ…

此処かい?

いえ、すみません。
博士の手、冷たかったらビックリして…

それは、すまなかったね。

あ、もう平気ですから。

では、もう一度行くよ? 此処は?

大丈夫、です。

では、此処?

んっ…

此処だね? マッサージしてあげよう。
強く押すことになるが、我慢できるね?

は、はい。……いっ…あ……はかせっ…

いい子だ、よく我慢できたね。
では、薬をあげよう。

あれ? いつものと違う…
今日は錠剤じゃなくて、ドリンクタイプなんですか?

ああ。綺麗な黄色だろう。これは、最近入手した新薬でね。
液状の鎮痛剤だ。腹痛によく効く成分が黄色なんだよ。

へえ。なんか、ジュースみたい。

そうだね。見た目だけではなく、
味もジュースのように甘く改良されているんだ。
腹痛の薬は、苦味のあるものが多いのだが。
その点、この新薬は、非常に画期的だと言えるね。
液状だと効き目も早い。君のように、
年に何度も腹痛を起こすようなタイプには、
丁度良いかと思って、取り寄せたんだよ。

あ、なんか、すみません。俺の為に…。

君が恐縮する必要はない。
此処の生徒達の健康を考えるのが、私の仕事なのだからね。
それぞれの生徒に適した薬を集めるくらいは、当然だよ。
それとも。見たことのない薬では、不安かな?
いつもの錠剤でも構わないが。

いえ。新しい方を。
せっかく博士が用意してくれたんだし、
博士が効くって言うなら、安心ですから。

私を信頼してくれているんだね。ありがとう、ハルヤ。

そんな…博士のくれる薬は、いつも良く効きますから。

この薬も良い薬だからね。
必ず効くよ。これを飲めば、1時間以内に治る。

そんなに即効性があるんですか。

ああ、そうだよ。万が一、1時間経過しても、
腹痛が治まらなかったら、またおいで。いつもの錠剤をあげよう。
尤も、君が戻って来る可能性は、限り無くゼロに近いと思うがね。

はい。解りました。

では、飲んでごらん?

はい…あっ、本当ジュースみたいな味がする。

飲み易いだろう?

はい。ありがとうございます、博士。じゃ、失礼します。

またいつでもおいで。待っているよ、ハルヤ。




ちわー。ソクーロフ、入るぜー。

なんだ、アイヴィー。

いやーちょっと休憩? 何か飲ませてくんねーかなー?

そこに『竜の涙』があるだろう?

おっ! サンキュー! ちょっと頂くぜー。…うわ、マズっ。

炭酸が抜けているからな。それは只のレモン水だ。

お前っ、何飲ませてんだよっ?

彼ならば、薬理効果が期待できるからな。
実に素晴らしい『東洋の神秘』だ。
さて。次は何を飲んで貰おうかな?


fin
PR
カレンダー
07 2026/08 09
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
キャラ名、CP名などで作品検索可
アーカイブ
カウンター
バーコード
material by bee  /  web*citron
忍者ブログ [PR]