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■ソクーロフ×ジョシュア ジョシュア×アンリ前提
■アンリの健康診断後。
■ダークな博士でも良いですか?
-------------------------------
アルフォンソ学院 保健室――
失礼します、ソクーロフ博士。
やあ。待たせてすまなかったね、ジョシュア。
いえ。俺が早く来てしまったから。
あの、それより今…
アンリのことかい?
ええ。今、凄く不機嫌な顔で出て来て。
すみません。アンリ、また博士に失礼なことを…
構わないよ。私は彼に嫌われているようだから。
いや、そんなこと…
残念なことだが、こればかりは仕方がない。
人の心を掴むことは難しいことだ。
しかし、今日は、とても貴重なものが見れた。
私と対峙している時に、彼があんなに余裕のある表情を見せたのは初めてだ。
ジョシュア。君の声を聞いた瞬間にね?
…俺の声、ですか?
ああ。それまでのアンリは、私を嫌悪と恐怖の目で見ていたのだが。
君が来たら、それらが嘲笑に変わったよ。
あの子は、君の声に何を感じたのかな?
君達は仲が良いようだね?
そうですね…彼が一番長い付き合いですし。
仲は良い方だと思います。
ほう。言い切ったのは、君ぐらいだよ、ジョシュア。
そうですか?
他の生徒達は、口を揃えるように、
「アンリには嫌われてると思う」と答えるからね。
でも、それは…違うと思います。誤解なんです。
誤解? どういうことかな?
アンリは、嫌いな人のことは無視しますから。
無視さえされてないなら、少なくとも嫌ってはいないと思います。
だから、あの、アンリは…
成程。此処の生徒の多くを嫌っているわけではない、と。
君は、そう言いたいんだね?
はい。もちろん、アンリの態度に原因があるんですが。
みんなにも、アンリのこともう少し解って貰えたらな、とは思ってます。
非常に面白い意見だ。
その説が正しいなら、私も嫌われてないことになる。
興味深いね、君達は。
さて、健康診断を始めようか。
あ、はい。
ふむ。身長も体重も、去年より成長しているね。
この調子なら、君はまだまだ伸びるよ。
そうですか?
もちろんだよ、君の成長は、こんなものでは済まされない。
さて。少し君の話を聞かせてくれるかい?
生徒代表になってから、調子はどうかな?
はい。生徒代表になって良かったと思っています。
生徒代表になるか迷っていた時、
博士に色々とアドバイスを頂いたおかげです。
あの時は本当にありがとうございました。
いや。私の力など、ほんの些細なものだよ。
大輪を咲かせる力を持つのは君達だ。
私はできるのは、君達の中で眠る種を起こし、水を与えるだけだ。
ありがとうございます、博士。
ん?
生徒達みんなのことを考えて下さって。
素晴らしい。生徒代表から、
そんな言葉が頂けて光栄だよ、ジョシュア。
そんな…じゃ、俺そろそろ失礼します。
うん。またいつでもおいで。
待っているよ。
はい、博士。
ジョシュア・グラントか。
頭脳はアンリの方が上のようだな。
…いや、人の上に立つ者は、
お人好しくらいが良いのかもしれないが。
これからが楽しみだよ、愛しいモルモット達。
fin
■アンリの健康診断後。
■ダークな博士でも良いですか?
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アルフォンソ学院 保健室――
失礼します、ソクーロフ博士。
やあ。待たせてすまなかったね、ジョシュア。
いえ。俺が早く来てしまったから。
あの、それより今…
アンリのことかい?
ええ。今、凄く不機嫌な顔で出て来て。
すみません。アンリ、また博士に失礼なことを…
構わないよ。私は彼に嫌われているようだから。
いや、そんなこと…
残念なことだが、こればかりは仕方がない。
人の心を掴むことは難しいことだ。
しかし、今日は、とても貴重なものが見れた。
私と対峙している時に、彼があんなに余裕のある表情を見せたのは初めてだ。
ジョシュア。君の声を聞いた瞬間にね?
…俺の声、ですか?
ああ。それまでのアンリは、私を嫌悪と恐怖の目で見ていたのだが。
君が来たら、それらが嘲笑に変わったよ。
あの子は、君の声に何を感じたのかな?
君達は仲が良いようだね?
そうですね…彼が一番長い付き合いですし。
仲は良い方だと思います。
ほう。言い切ったのは、君ぐらいだよ、ジョシュア。
そうですか?
他の生徒達は、口を揃えるように、
「アンリには嫌われてると思う」と答えるからね。
でも、それは…違うと思います。誤解なんです。
誤解? どういうことかな?
アンリは、嫌いな人のことは無視しますから。
無視さえされてないなら、少なくとも嫌ってはいないと思います。
だから、あの、アンリは…
成程。此処の生徒の多くを嫌っているわけではない、と。
君は、そう言いたいんだね?
はい。もちろん、アンリの態度に原因があるんですが。
みんなにも、アンリのこともう少し解って貰えたらな、とは思ってます。
非常に面白い意見だ。
その説が正しいなら、私も嫌われてないことになる。
興味深いね、君達は。
さて、健康診断を始めようか。
あ、はい。
ふむ。身長も体重も、去年より成長しているね。
この調子なら、君はまだまだ伸びるよ。
そうですか?
もちろんだよ、君の成長は、こんなものでは済まされない。
さて。少し君の話を聞かせてくれるかい?
生徒代表になってから、調子はどうかな?
はい。生徒代表になって良かったと思っています。
生徒代表になるか迷っていた時、
博士に色々とアドバイスを頂いたおかげです。
あの時は本当にありがとうございました。
いや。私の力など、ほんの些細なものだよ。
大輪を咲かせる力を持つのは君達だ。
私はできるのは、君達の中で眠る種を起こし、水を与えるだけだ。
ありがとうございます、博士。
ん?
生徒達みんなのことを考えて下さって。
素晴らしい。生徒代表から、
そんな言葉が頂けて光栄だよ、ジョシュア。
そんな…じゃ、俺そろそろ失礼します。
うん。またいつでもおいで。
待っているよ。
はい、博士。
ジョシュア・グラントか。
頭脳はアンリの方が上のようだな。
…いや、人の上に立つ者は、
お人好しくらいが良いのかもしれないが。
これからが楽しみだよ、愛しいモルモット達。
fin
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