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Marginal Prince Short Story
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■ロレートシナリオ
解りました、と私は答えた。
「殿下がお望みとあらば、無理なことなどございません。
そうですね、明日は今日よりはスケジュールに余裕がありますので、
少しならば時間を作れるかと。ただ、あまり遠出はできません。
それでもよろしいでしょうか?」
はい、と殿下が笑顔を見せて下さった。とても良い事をしたような気になる。
「あの、レイナ卿。案内、してくれますか?」
「私でよろしければ。喜んでお供致します」
「ありがとうございます。今夜はレイナ卿のおかげでよく眠れそうです」
「殿下のお役に立てたならば光栄です」
「また、飲ませてくれますか? レイナ卿のホットミルク」
ええ、と言うと、殿下はまたお礼を仰った。
殿下とお話させて頂くと、こちらまで優しくなってしまうのだろうか。
今宵は私もよく眠れそうな気がした。


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