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■シルヴァン×ジョシュア ジョシュアン前提
■From Your Valentine.の背景。
---------------------------
「ホワイトデー? それは、白を敬う日なの?」
「違いますよ、アンリ。3月14日、バレンタインデーのお返しをする日です」
シルヴァンは、アンリの部屋でホワイトデー講座を開いていた。
受講生は嫌々参加させられているアンリ一人である。
講師は意気揚々と説明する。
「義理堅い日本特有のイベントなんです。ステキでしょう?」
「ステキかどうかは別にして。それが何故、ホワイトなのかは聞きたいね」
「最初は、飴を贈る日、として制定されたんです。
それで、飴の原料となる砂糖の色からホワイトデーと命名されたそうですよ」
「ふうん。知らなかった。白って、飴業界の陰謀の色なんだ」
「あはは。相変わらず、キツイですね、アンリ」
「で? 何故、ホワイトデーの知識を僕に?」
「あ、アンリにだけじゃないですよ? みなさんに教えて回ってます」
「…ああ、君はバレンタインにケーキとカードを皆にあげていたものね。
つまり『お返しをしろ』という半強制的な催促にしか受け取れないのだけど?」
「そう受け取って頂ければ幸いです。ではご静聴ありがとうございました」
部屋から出る。
他の部屋に回ることはない。
「…ま。こんなところ、ですかね」
シルヴァンは苦笑する。
何をしているのだろう、僕は。
自分で自分の首を絞めている。
いや、自分のことなど、どうでもいい。
これで彼が、幸せなホワイトデーを過ごせるなら。
「…さてと。今日の夕食は何でしょうねえ」
fin
■From Your Valentine.の背景。
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「ホワイトデー? それは、白を敬う日なの?」
「違いますよ、アンリ。3月14日、バレンタインデーのお返しをする日です」
シルヴァンは、アンリの部屋でホワイトデー講座を開いていた。
受講生は嫌々参加させられているアンリ一人である。
講師は意気揚々と説明する。
「義理堅い日本特有のイベントなんです。ステキでしょう?」
「ステキかどうかは別にして。それが何故、ホワイトなのかは聞きたいね」
「最初は、飴を贈る日、として制定されたんです。
それで、飴の原料となる砂糖の色からホワイトデーと命名されたそうですよ」
「ふうん。知らなかった。白って、飴業界の陰謀の色なんだ」
「あはは。相変わらず、キツイですね、アンリ」
「で? 何故、ホワイトデーの知識を僕に?」
「あ、アンリにだけじゃないですよ? みなさんに教えて回ってます」
「…ああ、君はバレンタインにケーキとカードを皆にあげていたものね。
つまり『お返しをしろ』という半強制的な催促にしか受け取れないのだけど?」
「そう受け取って頂ければ幸いです。ではご静聴ありがとうございました」
部屋から出る。
他の部屋に回ることはない。
「…ま。こんなところ、ですかね」
シルヴァンは苦笑する。
何をしているのだろう、僕は。
自分で自分の首を絞めている。
いや、自分のことなど、どうでもいい。
これで彼が、幸せなホワイトデーを過ごせるなら。
「…さてと。今日の夕食は何でしょうねえ」
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