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Marginal Prince Short Story
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■シルヴァン×ハルヤ
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ハルヤはサロンで本を読んでいた。他には誰も居ない。
静かな時間。それは扉が開いた時に終わった。
「ああ、ハルヤ。こちらでしたか」
「シルヴァン、どうしたの?」
ハルヤの隣に座る。綺麗な笑顔で、首を傾げた。
「ね、ハルヤ?」
「ん?」
「今日も、お願いしてイイですか?」
「ええ? でも昨日だってあんなに…」
「ハルヤだって、昨日も嫌って言いながら、相手してくれたじゃないですか♪」
「それは、君が強引だから…」
「あ! 僕、ゆくゆくは、目隠しとかやってみたいんですけど♪」
「ダ、ダメだよ。そんなの…」
「ダメですか? 考えるだけでドキドキしてきません?」
楽しげなシルヴァンとは逆に、ハルヤは俯きがちになる。
「君は只でさえ身長も力も上で、俺、大変なんだから…」
「すみません。でも僕、ハルヤとしかしたくないんです」
「で、でも、俺…今朝から腰痛めてるし」
「え? そうなんですか?」
「だってさ、最近ずっとじゃん」
「そうですね。じゃあ、僕が責任を取って、お腰をマッサージします」
「いっ、いいよ、そんなことまでしなくて」
「まあまあ、遠慮なさらず。僕、上手いですから。そこに横になって下さい?」
「え、うん」
「では、行きますよ?」
「…いっ…やあ…」
「あ、強過ぎました?」
「もう。痛いよ…もっと優しく…」
「ハイ♪ このくらいですか?」
「だめっ。もっと…あっ」
「気持ち良いですか、ハルヤ」
「ん。あ…いいっ」
「ハルヤの声って、色っぽいですよね♪」
「そんなこと言わないで…んっ…はあっ」
「やだハルヤ…可愛いですー♪」
「か、可愛いとか言うなっ」
勢い良くサロンの扉が開いた。怒声が飛ぶ。
「おい、てめえらっ!!」
「おや。レッド、何ですか?」
「昼間のサロンで、ハルヤに何やってんだ!?」
「マッサージですが?」
「その前は何の話してたんだよ! ユウタが俺んとこ泣き付いてきたぞっ!」
「ああ…殺陣の話ですよ? ね、ハルヤ?」
「え? ああ、うん…」
「俺の目を見て言え」


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