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Marginal Prince Short Story
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■テオ×ハルヤ
■蔦様のリクエスト
-------------------
「今日もスゴイシュートだったね、レッド」
「だろっ! さっすが俺! やっぱサッカーっておもしれーな!」
「うん。あ、シルヴァンもナイスアシストだったね」
「ありがとうございます。ハルヤもステキでしたよ?」
「…いや、俺、今日転んだだけで、ずっとベンチだったんだけど」
「それがステキなんじゃないですかー♪」

体育の時間が終わった後、デッドプリンスの三人がグラウンドから出て来た。
レッド以外は聖アルフォンソ学院のパーカーを羽織っていた。

「ああ、なんてことだ! なんて美しい…」

大声が飛んで来た。三人は声がした方に顔を向ける。
其処に居たのは、こちらの方を見て感激している生徒代表、テオだった。
黄金の髪を揺らして、一直線に向かってくる。
三人のうちの一人の両手を取った。
「東洋の黒い真珠! どうしたんだい、その髪型!」
ハルヤは髪を高く結わえていた。しっぽのように揺れている。
「コレ? 体育の時、髪ジャマだから結んでるだけ、なんだけど…」
「ああ、眩暈がするようだよ…」
「え? 具合悪いの、テオ?」
シルヴァンは、テオをハルヤの後ろに連れて行く。
「テオ、テオ! こちらのアングルがオススメですよ!」
「オススメって?」
「あっ、ハルヤはそのまま動かないで下さい! ほら、テオ。ね?」
テオは眩暈がしたのか、一歩よろけた。
「こ、これは…なんと神々しい美しさなのだろう…」
「でしょ、でしょー?」
盛り上がっている二人に何か不安を感じたハルヤが首を後ろに向ける。
「あ、あのー」
「ああ、東洋の黒い真珠は動かないでくれたまえ!」
「おい、そこのバカ二人!」
仁王立ちしていたレッドが、二人の肩に手を置く。
「てめえら、食いつき過ぎっ! ハルヤから離れろっ!」


fin
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