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Marginal Prince Short Story
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■シルヴァン×ハルヤ
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「あのさ。シルヴァン。前から聞いてみたかったこと、あるんだけど…」

「え? なんですか、ハルヤ?」

「こんなに長くて、髪洗うの面倒くさくないの?」

シルヴァンは、くすりと笑った。

「えっ…俺、なんか可笑しなこと言ったかな?」

「ああ、いえ。すみません。僕は面倒ではないですね、慣れてしまいましたから」

「そうなんだ。俺、このくらいの長さでも面倒なんだけどな」

ハルヤは自分の横髪を触りながら、ぽつりと呟いた。

「夏だし、切っちゃおうかな。ばっさり」

シルヴァンが跳ね起きる。

「ダ、ダメですっ! それじゃあ、体育の時間の楽しみがっ!」

言ってしまってから、口を押さえる。ハルヤは、きょとんと尋ねる。

「シルヴァン、体育の時間、何か楽しいことあるの?」

「い、いえ、あの…」

「それ、俺の髪となんか関係あるってこと?」

「あー、えっと…怒らないで聞いて下さいね?」

「…ん?」

「ハルヤって、体育の時に髪を結ぶでしょう?」

「あ、うん…え? じゃあ、それが楽しみ、なの?」

「ハイ…」

「…なに、楽しみにしてんだよ…」

「だって、可愛いじゃないですか。僕、大好きなんです♪」

「もう…髪、結ばない」

「ええー!?」


fin
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