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■オウム×テオ
■生徒の呼び出し 前日談
退屈していたテオが気まぐれにアルファルド寮サロンへ遊びに来ました。
「相変わらずアルファルドは、シュヌーシアとは全く違うね」
サロンに居たのは一羽の白い鳥だけでした。
寮生のジャワハルワールが飼っているコバタンオウムです。
元気いっぱい片方の翼を挙げます。
「テオ! タイヨウとウミをアイスルオトコ!」
「こんにちは、オウム君。
私が教えた言葉を覚えててくれたのか。嬉しいよ。
今日も君のほっぺは、タンポポのように可愛いね」
「カワイイネ!」
テオはのんびりとソファに座ります。
オウムはローテーブルに降りて、テオの近くに来ました。
「そう言えば、ジャワハルワールの姿が見えないが、居ないのかい?」
「ジャワハルワール、オデカケ。サミシイ」
「そうか。それは淋しいね。私もね、淋しいのだよ」
「サミシイノダヨ?」
「うん。文化祭が近いから仕方ないのだけれど。
生真面目な生徒代表が、ずっと生徒代表室に詰めていてね。
毎日遅くに寮に戻ってくるのだよ。ディナーの時間にもなかなか会えないんだ」
「アエナインダ?」
「うん。寮に居てもなんだか気が塞いでしまってね。
それでオウム君に会いに来てしまったのだよ。
彼のアルフォンソ王の仮装は楽しみなのだけど。
今年は私が衣装係の座を勝ち取ったからね。
オウム君も文化祭を楽しみにしていておくれ?」
「ブンカサイ、セイアルフォンソサイ!」
「アルファルドは何か出し物をするのかい?」
「アルファルド、コドクナモノ!」
「遠慮深いからね、此処の皆は。
ああ、彼は? レオシュは今年も仮装行列に参加しないのかい?」
「レオシュ、ジョウオウ!」
「そうだね。彼が一度だけ見せてくれた氷の女王姿には惚れ惚れしたよ。
レオシュは背も高いし、大人の魅力というのかな。
あの不機嫌な瞳の前では、自然と跪きたくなってしまうよ。
それに、ウーティスのプリンセスも美しいし。
笑わない氷の女王と氷の微笑、どちらも甲乙付けがたい。
美しい姫達に見つめられたら、凍ってしまいそうだよ…あっ!」
「アッ?」
「オウム君! 私はとても良いことを思い付いたよ!
これからクラウスに掛け合ってくる!」
「クラウス! ワタシのダイヤモンド!」
「そちらも覚えててくれたのかい? ありがとう。
ではね、オウム君。明日は生徒代表室で会おう」
「テオ、イッテラッシャイ!」
fin
■生徒の呼び出し 前日談
退屈していたテオが気まぐれにアルファルド寮サロンへ遊びに来ました。
「相変わらずアルファルドは、シュヌーシアとは全く違うね」
サロンに居たのは一羽の白い鳥だけでした。
寮生のジャワハルワールが飼っているコバタンオウムです。
元気いっぱい片方の翼を挙げます。
「テオ! タイヨウとウミをアイスルオトコ!」
「こんにちは、オウム君。
私が教えた言葉を覚えててくれたのか。嬉しいよ。
今日も君のほっぺは、タンポポのように可愛いね」
「カワイイネ!」
テオはのんびりとソファに座ります。
オウムはローテーブルに降りて、テオの近くに来ました。
「そう言えば、ジャワハルワールの姿が見えないが、居ないのかい?」
「ジャワハルワール、オデカケ。サミシイ」
「そうか。それは淋しいね。私もね、淋しいのだよ」
「サミシイノダヨ?」
「うん。文化祭が近いから仕方ないのだけれど。
生真面目な生徒代表が、ずっと生徒代表室に詰めていてね。
毎日遅くに寮に戻ってくるのだよ。ディナーの時間にもなかなか会えないんだ」
「アエナインダ?」
「うん。寮に居てもなんだか気が塞いでしまってね。
それでオウム君に会いに来てしまったのだよ。
彼のアルフォンソ王の仮装は楽しみなのだけど。
今年は私が衣装係の座を勝ち取ったからね。
オウム君も文化祭を楽しみにしていておくれ?」
「ブンカサイ、セイアルフォンソサイ!」
「アルファルドは何か出し物をするのかい?」
「アルファルド、コドクナモノ!」
「遠慮深いからね、此処の皆は。
ああ、彼は? レオシュは今年も仮装行列に参加しないのかい?」
「レオシュ、ジョウオウ!」
「そうだね。彼が一度だけ見せてくれた氷の女王姿には惚れ惚れしたよ。
レオシュは背も高いし、大人の魅力というのかな。
あの不機嫌な瞳の前では、自然と跪きたくなってしまうよ。
それに、ウーティスのプリンセスも美しいし。
笑わない氷の女王と氷の微笑、どちらも甲乙付けがたい。
美しい姫達に見つめられたら、凍ってしまいそうだよ…あっ!」
「アッ?」
「オウム君! 私はとても良いことを思い付いたよ!
これからクラウスに掛け合ってくる!」
「クラウス! ワタシのダイヤモンド!」
「そちらも覚えててくれたのかい? ありがとう。
ではね、オウム君。明日は生徒代表室で会おう」
「テオ、イッテラッシャイ!」
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