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■テオ×クラウス
■「ジョシュアの留守電」ベース
「おやおや、クラウス! どうしたんだい、そのスーツ姿!
ああ…私を惑わせて、一体どうするつもりだい?」
「…どうもしない。お前を惑わすつもりも毛頭ないのだが」
「何処へ出掛けるの? 私もお供したいな。今、着替えてくるから、待っていて?」
「駄目だ。生徒代表の任務で島の外へ出向く。
一週間、留守にするから、寮のことはお前に任せ…」
「えっ!? 私を置いて? そんな…生徒代表は海外出張までするの?」
「ああ。詳しくは言えないが、様々な方面と交渉を行う義務がある」
「そうなの。淋しいな、貴方の居ないシュヌーシア寮に残るなんて。
私も行きたい…そうか。ねえ、邪魔はしないから。私も連れて行っておくれ!?」
「バカ。これは任務だぞ。そういうわけには、いかんだろう」
「じゃ、荷物に紛れるよ。貴方の旅行鞄で大人しくしていれば良いだろう!?」
「…生憎だが、お前のバカでかい鞄と違って、俺の鞄は必要最小限の物しか入らない」
「私は!? 私は必要最小限の物ではないの!?」
「…じゃ、もう行くからな…」
「クラウス! では私の船で追い駆けても良い!?」
「…お前は、講義を受けろ、テオ」
「つれないな、クラウスは。あ、そうだ! せめてお願いを聞いて?」
「なんだ?」
「私の為に、貴方が選んだお土産を買ってきておくれ?」
「…何を言うかと思えば、子供のようなことを」
「そ、それも駄目かい? クラウス」
「ったく。時間があればな」
「ありがとう! ではちゃんと貴方の帰りを待っているね!」
一週間後。
クラウスは出張から帰って来る。
多忙なスケジュールで、のんびりする時間は殆どなかった。
それでも時間を切り詰めて、クラウスは土産を選ぶ時間を作った。
律儀な生徒代表は、寮生全員にお土産のお菓子を買ってきた。
テオだけに土産を選ぶことが気恥ずかしかったからだ。
お菓子は寮のサロンにて、皆で美味しく食べた。
その夜。クラウスはテオの部屋に訪れる。
ぶっきらぼうに「ほら」と小さな袋を差し出した。
「あまり時間がなくて…それに大した物ではないが」
「…クラウスッ!」
受け取る前に、テオは愛しい人に抱き着いた。
fin
■「ジョシュアの留守電」ベース
「おやおや、クラウス! どうしたんだい、そのスーツ姿!
ああ…私を惑わせて、一体どうするつもりだい?」
「…どうもしない。お前を惑わすつもりも毛頭ないのだが」
「何処へ出掛けるの? 私もお供したいな。今、着替えてくるから、待っていて?」
「駄目だ。生徒代表の任務で島の外へ出向く。
一週間、留守にするから、寮のことはお前に任せ…」
「えっ!? 私を置いて? そんな…生徒代表は海外出張までするの?」
「ああ。詳しくは言えないが、様々な方面と交渉を行う義務がある」
「そうなの。淋しいな、貴方の居ないシュヌーシア寮に残るなんて。
私も行きたい…そうか。ねえ、邪魔はしないから。私も連れて行っておくれ!?」
「バカ。これは任務だぞ。そういうわけには、いかんだろう」
「じゃ、荷物に紛れるよ。貴方の旅行鞄で大人しくしていれば良いだろう!?」
「…生憎だが、お前のバカでかい鞄と違って、俺の鞄は必要最小限の物しか入らない」
「私は!? 私は必要最小限の物ではないの!?」
「…じゃ、もう行くからな…」
「クラウス! では私の船で追い駆けても良い!?」
「…お前は、講義を受けろ、テオ」
「つれないな、クラウスは。あ、そうだ! せめてお願いを聞いて?」
「なんだ?」
「私の為に、貴方が選んだお土産を買ってきておくれ?」
「…何を言うかと思えば、子供のようなことを」
「そ、それも駄目かい? クラウス」
「ったく。時間があればな」
「ありがとう! ではちゃんと貴方の帰りを待っているね!」
一週間後。
クラウスは出張から帰って来る。
多忙なスケジュールで、のんびりする時間は殆どなかった。
それでも時間を切り詰めて、クラウスは土産を選ぶ時間を作った。
律儀な生徒代表は、寮生全員にお土産のお菓子を買ってきた。
テオだけに土産を選ぶことが気恥ずかしかったからだ。
お菓子は寮のサロンにて、皆で美味しく食べた。
その夜。クラウスはテオの部屋に訪れる。
ぶっきらぼうに「ほら」と小さな袋を差し出した。
「あまり時間がなくて…それに大した物ではないが」
「…クラウスッ!」
受け取る前に、テオは愛しい人に抱き着いた。
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