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Marginal Prince Short Story
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テオシナリオ 続編
「…あ、姉貴。今、何て言ったの?」
姉は弟の名前をもう一度呼ぶ。
「姉貴…」
今の流れではレッドかシルヴァンに携帯を渡すことになるんだろうな、
とユウタは思っていたので、まさか弟を選ぶとは思いも寄らなかった。
だが自分に対して、あれ? と思う。
「本当は俺が選ばれて当たり前なんだよね。これ、俺の携帯なんだから!」
他の寮生達はユウタと目を合わそうとしない。
「じゃ、みんな、俺、ちょっと自分の部屋に行ってくるよ。
俺も姉貴と話したいことあるから」

「もう、姉貴のせいなんだからなっ!」
弟は廊下を歩きながら、早速話し始めた。英語のまま喋っているので、
擦れ違うメイドさん達に振り向かれたり、ちょっと笑われたりしている。
ユウタの声は普通の人より大きい。
「いつもジョシュアさんに変わってとか、レッドさんに変わってとか!
そりゃあ、俺だって姉貴の弟だから、姉貴には幸せになって欲しいと思うけど。
でもこれは俺のなんだよ? 俺の」

ユウタは自分に与えられた部屋に入ると、ソファに座った。
弟の背景には、上質そうなインテリアが見える。
「なんで今日は他の奴じゃなくて、俺を選んだの?」
少し口を尖らせ、拗ねたように言う。
「だって、姉貴が俺に電話なんて珍しいじゃん。ねえ、なんで?」

→ユウタ以外の人を選んだら、喧嘩になりそうだったから
→ユウタのことが六人の中で一番好きだから
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