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■シルヴァン×ハルヤ 他。
■「僕は、見つけて欲しいなんて思わない」
------------------------------
第2回戦
うさぎさんチーム:シルヴァン・ハルヤ組。
「よろしくお願いしますね、ハルヤ」
「うん。なんか今度は勝てそうかも」
鬼チーム:ジョシュア・ユウタ組。
「次は鬼か。よろしくね、ユウタ」
「任せてよ、ジョシュア!」
エンジェルチーム:レッド・アンリ組。
「うわっ、お前と一緒かよ!?」
「その言葉、そのままお返しするよ、レッド」
サロンで鬼のジョシュア・ユウタ組が数を数え始める。
残りのメンバーが部屋を出て行った。
レッドは頭の後ろに手を回す。
「さあて。ドコに隠れるかなあ」
「ねえ」
「お! アンリ、隠れ場所思い付いたのか?」
「君は、かくれんぼの鬼に見つけて貰えなくて、
自分から出て来たことがある?」
「…あ? そりゃあ、1回や2回くらいはあるんじゃね?」
「隠れているのに、見つけて欲しいなんて、矛盾ではないの?」
「いや、かくれんぼって、そーゆー遊びだろ」
「…僕は、見つけて欲しいなんて思わない」
「なあ! そんなことより、お前どっかイイ隠れ場所知らねーのか!?」
「知らないよ。君が考えて」
「なんでそんな非協力的なんだよっ!? 俺達、チームなんだぞ!」
「一時的にね」
「…お前なあ! そういう口の利き方、なんとかならねーのか!?」
「僕、何か間違ったことを言った?」
「言っただろ!?」
「…えーっと。お取り込み中、悪いんだけど…」
ユウタが頬を掻く。
「レッドとアンリ、みーつけた…ってゆうか、隠れてないし…」
ジョシュアは、くすくすと笑っている。
「二人とも、ずっと喋っていたね? サロンに居てもよく聞こえたよ?」
「だって、アンリがっ!」
ユウタが、レッドの背中を押す。
「はいはい。捕まったレッド隊長はサロンへ行ってねー」
ジョシュアは、アンリに手を差し出す。
「さあ、アンリ。君もだよ?
俺達が戻るまで、レッドと大人しく待っていてね」
金色の双眸が見上げてくる。
「レッドとなんか、大人しく待っていられない」
「早く戻れるように努めるよ」
捕まった二人が渋々サロンへ向かう。
鬼のジョシュアとユウタは、また歩き出す。
「レッドとアンリ、あっさり見つかって良かったね、ジョシュア」
「うん。残りはシルヴァンとハルヤか…手強い相手だね。
シルヴァン、かくれんぼ得意みたいだから」
「そうだよねー。俺達もさっき見つけられなかったし。
…あれ? なんかまた話し声が聞こえない?」
「本当だ。行ってみよう」
ユウタは俯きながら歩き出す。
「もー、みんな、かくれんぼする気あるのかなあー?」
ハルヤの部屋。
シルヴァンとハルヤは、ベッドに腰掛けていた。
「ハルヤ、残り3分ですよ? このまま行くと勝てそうですね♪」
「へえ。ドア開けられたら最後なのに、意外と見つからないもんだね。
でも眠たくなって来ちゃうな」
ハルヤが目を擦る。
「おや。おねむですか、ハルヤ。
お昼寝します? 僕の膝枕で♪」
「…後3分しかないんでしょ?
てゆうか、俺の寝不足は、シルヴァンのせいじゃん」
「昨夜『眠れない』と言って、僕の部屋に来たのはハルヤでしょう?
それに、君だって、好きだから同意してくれたんじゃないですか?」
「それは…そうだけど…。でもっ、眠れないって言ってんのに、
ますます眠れなくさせたのは君でしょ?
シルヴァンがあんなイジワルするから…」
「そうですね、すみません。ハルヤの顔を見ていたら、
つい苛めたくなってしまって。意地悪が過ぎましたね」
「そうだよ…」
「でも、本当に嫌だったのなら、部屋から出れば良かったのですよ?
それに僕が『ここで止めておきましょうか?』と言った時、
『最後まで』とお願いしたのは…」
「だって、君が巧いし…あんな途中で終わりになんかできるわけないよ」
「すみません、ハルヤ。お詫びをしますから、
今夜、また僕の部屋に来て頂けますか?」
「なっ、行けないよ。どうせまたするんでしょ、怖い話」
「なんだあ、怖い話だったのかあ~」
部屋の外からユウタの声。
ハルヤがドアを開けると、鬼のユウタとジョシュアが居た。
「二人とも、今の話聞いてたの? てゆうか鬼なのに、
なんで『みーつけた』って言わなかったの?」
「ハルヤ達のせいでしょ!?」
「え…なんで?」
第2回戦は鬼チームのジョシュア・ユウタ組の勝利となった。
第1回戦はシルヴァン・ジョシュア組が勝った為、
『ウーティスかくれんぼ』初代チャンピオンは、
連勝したジョシュアに決定した。
「え? でも俺、何もしてないよ?」
fin
■「僕は、見つけて欲しいなんて思わない」
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第2回戦
うさぎさんチーム:シルヴァン・ハルヤ組。
「よろしくお願いしますね、ハルヤ」
「うん。なんか今度は勝てそうかも」
鬼チーム:ジョシュア・ユウタ組。
「次は鬼か。よろしくね、ユウタ」
「任せてよ、ジョシュア!」
エンジェルチーム:レッド・アンリ組。
「うわっ、お前と一緒かよ!?」
「その言葉、そのままお返しするよ、レッド」
サロンで鬼のジョシュア・ユウタ組が数を数え始める。
残りのメンバーが部屋を出て行った。
レッドは頭の後ろに手を回す。
「さあて。ドコに隠れるかなあ」
「ねえ」
「お! アンリ、隠れ場所思い付いたのか?」
「君は、かくれんぼの鬼に見つけて貰えなくて、
自分から出て来たことがある?」
「…あ? そりゃあ、1回や2回くらいはあるんじゃね?」
「隠れているのに、見つけて欲しいなんて、矛盾ではないの?」
「いや、かくれんぼって、そーゆー遊びだろ」
「…僕は、見つけて欲しいなんて思わない」
「なあ! そんなことより、お前どっかイイ隠れ場所知らねーのか!?」
「知らないよ。君が考えて」
「なんでそんな非協力的なんだよっ!? 俺達、チームなんだぞ!」
「一時的にね」
「…お前なあ! そういう口の利き方、なんとかならねーのか!?」
「僕、何か間違ったことを言った?」
「言っただろ!?」
「…えーっと。お取り込み中、悪いんだけど…」
ユウタが頬を掻く。
「レッドとアンリ、みーつけた…ってゆうか、隠れてないし…」
ジョシュアは、くすくすと笑っている。
「二人とも、ずっと喋っていたね? サロンに居てもよく聞こえたよ?」
「だって、アンリがっ!」
ユウタが、レッドの背中を押す。
「はいはい。捕まったレッド隊長はサロンへ行ってねー」
ジョシュアは、アンリに手を差し出す。
「さあ、アンリ。君もだよ?
俺達が戻るまで、レッドと大人しく待っていてね」
金色の双眸が見上げてくる。
「レッドとなんか、大人しく待っていられない」
「早く戻れるように努めるよ」
捕まった二人が渋々サロンへ向かう。
鬼のジョシュアとユウタは、また歩き出す。
「レッドとアンリ、あっさり見つかって良かったね、ジョシュア」
「うん。残りはシルヴァンとハルヤか…手強い相手だね。
シルヴァン、かくれんぼ得意みたいだから」
「そうだよねー。俺達もさっき見つけられなかったし。
…あれ? なんかまた話し声が聞こえない?」
「本当だ。行ってみよう」
ユウタは俯きながら歩き出す。
「もー、みんな、かくれんぼする気あるのかなあー?」
ハルヤの部屋。
シルヴァンとハルヤは、ベッドに腰掛けていた。
「ハルヤ、残り3分ですよ? このまま行くと勝てそうですね♪」
「へえ。ドア開けられたら最後なのに、意外と見つからないもんだね。
でも眠たくなって来ちゃうな」
ハルヤが目を擦る。
「おや。おねむですか、ハルヤ。
お昼寝します? 僕の膝枕で♪」
「…後3分しかないんでしょ?
てゆうか、俺の寝不足は、シルヴァンのせいじゃん」
「昨夜『眠れない』と言って、僕の部屋に来たのはハルヤでしょう?
それに、君だって、好きだから同意してくれたんじゃないですか?」
「それは…そうだけど…。でもっ、眠れないって言ってんのに、
ますます眠れなくさせたのは君でしょ?
シルヴァンがあんなイジワルするから…」
「そうですね、すみません。ハルヤの顔を見ていたら、
つい苛めたくなってしまって。意地悪が過ぎましたね」
「そうだよ…」
「でも、本当に嫌だったのなら、部屋から出れば良かったのですよ?
それに僕が『ここで止めておきましょうか?』と言った時、
『最後まで』とお願いしたのは…」
「だって、君が巧いし…あんな途中で終わりになんかできるわけないよ」
「すみません、ハルヤ。お詫びをしますから、
今夜、また僕の部屋に来て頂けますか?」
「なっ、行けないよ。どうせまたするんでしょ、怖い話」
「なんだあ、怖い話だったのかあ~」
部屋の外からユウタの声。
ハルヤがドアを開けると、鬼のユウタとジョシュアが居た。
「二人とも、今の話聞いてたの? てゆうか鬼なのに、
なんで『みーつけた』って言わなかったの?」
「ハルヤ達のせいでしょ!?」
「え…なんで?」
第2回戦は鬼チームのジョシュア・ユウタ組の勝利となった。
第1回戦はシルヴァン・ジョシュア組が勝った為、
『ウーティスかくれんぼ』初代チャンピオンは、
連勝したジョシュアに決定した。
「え? でも俺、何もしてないよ?」
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