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■4日目:メネシス家 続編
ウーティス寮生はギリシャから聖アルフォンソ島へ戻った。
休暇も終わり、講義が再開する。
ギリシャ旅行からもうひと月ほど過ぎていた。
ユウタの姉は、あれから弟の携帯へ一度も電話していない。
携帯を触っているとメールを読み返していたりする。
他のメールとは違う英文のメッセージ。
『miss you』
『call me』
今、電話を掛けても、もうテオには繋がらない。
テオと過ごした三日間を、まだ鮮明に覚えていた。
綺麗な夕陽よりも、辛そうだった彼の顔が焼き付いて離れない。
彼は今頃何をしているのだろう、と考えてしまう。
そんな状態でいたため、ウーティスに電話することを躊躇っていた。
ある夜。メールが届いた。
メッセージに綴られていたのは、漢字とひらがな。
よく見慣れている日本語。弟からだった。
―― おーい、姉貴ー! 風邪でも引いた?
最近全然電話してこないから、みんな姉貴のこと心配してるよ。
元気だったら、ちょっと電話して貰えないかな? ――
そんなメールを貰って、無視するわけにもいかず、
久し振りに電話をすることにした。
画面に映った弟の顔が、なんだか懐かしい。
「姉貴ー! あー、良かった、電話して貰えて。
なんか、みんなが色々言うから、俺、ほんとに心配になってきちゃってさ。
だいじょうぶ、だよね? 病気とか事故とか、ないよね?」
ないよ、と姉は答える。
それまで本当に心配そうな顔をしていた弟は、ほっと息を吐いた。
「なら良いんだけど。あ、誰かと話す? てゆうか、話してくれないかな?
ここんとこ、みんなに姉貴のこと聞かれてさ、困ってたんだよね。で、誰と代わろっか?」
→ジョシュア
→アルフレッド
→アンリ
→シルヴァン
→ハルヤ
→ソクーロフ博士
→ユウタ
ウーティス寮生はギリシャから聖アルフォンソ島へ戻った。
休暇も終わり、講義が再開する。
ギリシャ旅行からもうひと月ほど過ぎていた。
ユウタの姉は、あれから弟の携帯へ一度も電話していない。
携帯を触っているとメールを読み返していたりする。
他のメールとは違う英文のメッセージ。
『miss you』
『call me』
今、電話を掛けても、もうテオには繋がらない。
テオと過ごした三日間を、まだ鮮明に覚えていた。
綺麗な夕陽よりも、辛そうだった彼の顔が焼き付いて離れない。
彼は今頃何をしているのだろう、と考えてしまう。
そんな状態でいたため、ウーティスに電話することを躊躇っていた。
ある夜。メールが届いた。
メッセージに綴られていたのは、漢字とひらがな。
よく見慣れている日本語。弟からだった。
―― おーい、姉貴ー! 風邪でも引いた?
最近全然電話してこないから、みんな姉貴のこと心配してるよ。
元気だったら、ちょっと電話して貰えないかな? ――
そんなメールを貰って、無視するわけにもいかず、
久し振りに電話をすることにした。
画面に映った弟の顔が、なんだか懐かしい。
「姉貴ー! あー、良かった、電話して貰えて。
なんか、みんなが色々言うから、俺、ほんとに心配になってきちゃってさ。
だいじょうぶ、だよね? 病気とか事故とか、ないよね?」
ないよ、と姉は答える。
それまで本当に心配そうな顔をしていた弟は、ほっと息を吐いた。
「なら良いんだけど。あ、誰かと話す? てゆうか、話してくれないかな?
ここんとこ、みんなに姉貴のこと聞かれてさ、困ってたんだよね。で、誰と代わろっか?」
→ジョシュア
→アルフレッド
→アンリ
→シルヴァン
→ハルヤ
→ソクーロフ博士
→ユウタ
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