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■アイヴィーシナリオBL アンリ-他の生徒 続編
■背景:空港前
■人物:なし
【アイヴィー】
はい、待ちぼうけー。なんだよ、『12時半。遅れないで』とか言ったくせにー。
待ち合わせ時間過ぎてるよな?
■背景:アイヴィーの腕時計、12時35分
■人物:なし
【アイヴィー】
飛行機が遅れてるわけでもないのに。大丈夫か、あいつ。
日にち、間違えてないよ、な? 一日早く来てるとかじゃないよね?
あ、あれ? あの濃いお兄さんは…
■背景:路地裏
■人物:ディーノが壁に手を付き、アンリがその内側に居る
【アンリ】
退いて。もう迎えが来る。
【ディーノ】
無事に送り届けてやったのにお礼もなしか?
【アンリ】
報酬なら払って…
■背景:路地裏
■人物:ディーノが壁に手を付き、アンリの顎を上げる
【ディーノ】
金よりお前の唇が欲しい。
【アンリ】
馬鹿じゃないの、こんなところで。
【ディーノ】
今更、恥ずかしがんなって。誰も見てねえし、すぐ終わんだろ?
■背景:路地裏
■人物:ディーノとアンリ
【アイヴィー】
あー、ゴメンネー。俺、スゴイ見ちゃってたー。
【アンリ】
君…
【ディーノ】
おい、アンリ。お前、新しい男でも買ったのか?
【アンリ】
買ってない。彼は学院のドライバーだ。
【ディーノ】
俺よりそんなひょろい優男が良いってのかよ。シュミ悪いぜ、アンリ。
【アイヴィー】
そーだね。アンリはまだお子様だから、イタリア系の魅力が解らないんだよ、きっと。
【ディーノ】
俺とフツーに話せるなんて、あんた、何モンだ?
【アイヴィー】
ん? タクシーのお兄さんだよ? ほら、あの黄色いのが俺のタクシー。
【ディーノ】
俺様を舐めるな…ただの運転手が、そんなアブナイ目してるかよっ…
■背景:路地裏
■人物:ディーノがアイヴィーの顔の真横に拳を突き出す
【ディーノ】
瞬きもしないってか。あんた、昔さんざ悪いコトしただろ?
【アイヴィー】
昔のことは忘れちゃったな。あんまり記憶力ないんだよね、俺。
■背景:路地裏
■人物:ディーノとアンリ
【アイヴィー】
じゃあね、おにーさん。うちのマージナルプリンスを送ってくれて、ありがと。
さ、おうち帰るぞ、アンリ。
【アンリ】
…うん。ではね、ディーノ。また連絡する。チャオ。
【ディーノ】
さよならだけイタリア語かよ。ヒドイお姫様だな。
■背景:車中、窓の外に海
■人物:バックミラーにスーツ姿のアンリ(横顔)
【アンリ】
悪かったね。
【アイヴィー】
んー?
【アンリ】
あんな暑苦しい男の相手をさせて。
【アイヴィー】
俺はいーんだけどさ。お前さん、付き合うオトコ間違えてない?
俺が出て行かなかったら、あのままチュウされちゃってたぞ。
チュウっていうのは、あんな外でやっちゃダメだろ?
【アンリ】
……。
【アイヴィー】
てか、まさか、お前さんのカレシがイタリア純度100%だったとはなー。
自分がそんなキレーなカオしてると、ああいうアゴヒゲに憧れたりするわけ?
【アンリ】
憧れるわけないでしょ。それに、彼氏なんかじゃない。
【アイヴィー】
じゃあ、なんで一緒に居たんだよ?
【アンリ】
君には関係ない。
【アイヴィー】
んーまあ、関係ないっちゃあ、そーなんだけど。実は関係あるカモみたいな?
【アンリ】
それ、英語?
【アイヴィー】
だって、あのお兄さん、アブナイ香りプンプンするからさ。
しかも悪評高いメイド イン シチリア?
【アンリ】
仮に、そうだとしたら、何だと言うの?
【アイヴィー】
お前さんが、あのコワイお兄さんに弱みでも握られてて、
無理矢理、付き合わされてるんなら手を貸すぜ、って言うかな?
【アンリ】
君には無理だよ。僕に関わらないで。
【アイヴィー】
関わるなって言われてもなー。
【アンリ】
僕は君に送迎しか頼んでないの。これ以上、余計なお喋りは必要ない。
【アイヴィー】
ディーノ・マンゾーニ。
■背景:車中、窓の外に海
■人物:バックミラーにスーツ姿のアンリ(驚き)
【アンリ】
……。
【アイヴィー】
シチリアンマフィア。マンゾーニ家次期ボス。
かつて『シチリアの毒牙』と呼ばれた、カルロ・マンゾーニの愛息。
父譲りの仕事振りは至ってスマート。決して証拠を残さず、邪魔者を消していく。
父親が老体の為、ボスに就くのは時間の問題。
ま、要するに、イタリアん中でもかなりキケンなオトコ、ってかんじかな?
【アンリ】
どうして、そんなこと君が知って…
【アイヴィー】
実は俺、『コワイ人』フェチなんだよね。
『世界の悪いカオ写真集』みたいなの持ってるし。
…って、うわー、俺、ドMっぽーい。
【アンリ】
…なんなの、君。此処でマゾヒストだとカミングアウトしてどうしたいの?
【アイヴィー】
いや、そんなドン引きしないでも。冗談に決まってるだろ、ジョーダン。
アンリさ、この島の警備組織は、マージナルプリンスを守る為に在るって知ってる?
【アンリ】
えっ?
【アイヴィー】
それでも、俺よりあのマフィアさんがイイって言うんなら、
ちょっとオトコのシュミ悪いぜ、アンリ。
【アンリ】
君、警備組織の兵隊なの?
【アイヴィー】
んー、兵隊っていうか何ていうか…その一番上のヒト?
【アンリ】
嘘…信じられない。
【アイヴィー】
そんな驚かれるとちょっと傷付くな…。ま、まあ、そーゆーことだからさ?
困った時はお兄さん達のことも頼りにしてくれよ。
「アイヴィー、たすけてー」って呼ばれたら、ダッシュで駆け付けてやっから。
あ、呼ぶ時は電話使ってな? 俺、エスパー系じゃないから。
これ、俺のケータイね。今日は特別サービスデーってことで、お名刺あげちゃう。
■背景:車中、窓の外に海
■人物:バックミラーにアンリ、名刺を受け取る
【アンリ】
…司令官…本当に? これ、偽造はしてないの?
【アイヴィー】
疑がり深いな…
【アンリ】
ねえ。これはどういう意味? 君、僕に買って欲しいの?
【アイヴィー】
マフィアさんと一緒にするなって。
お前さんはマージナルプリンスなんだから、お代は要らないの。
困ってんなら俺達にも教えてねって話。そんだけ。カンタンだろ?
【アンリ】
…わからない。
【アイヴィー】
ありゃ? お前さん、成績優秀ってウワサ、ウソ?
それから、俺のおシゴトのことは他のマジプリ達には、
あんま広めないでくれると嬉しいな。色々やり辛くなっちゃうからね。
あー、とか言っている間に、おうち着いちゃったよ。
■背景:正門前
■人物:スーツ姿のアンリ(困惑)
【アイヴィー】
気が向いたら、好きな時に電話して来いよ?
「おなかすいた」ってだけで電話してくる眼鏡っ子も居るくらいだからさ。
でも、夜中にイタ電とかはナシな?
【アンリ】
…眼鏡っ子?
【アイヴィー】
ん? お前さんちに居るヤツ。
どうでもいいけどさ、アンリも眼鏡とか似合いそうだな?
■背景:正門前
■人物:スーツ姿のアンリ(冷笑)
【アンリ】
ほんとにどうでもいいね。
【アイヴィー】
あ、やっと笑った。
■背景:正門前
■人物:スーツ姿のアンリ(困惑)
【アンリ】
……。
【アイヴィー】
じゃ、またな、アンリ。
→おさんぽ
■背景:空港前
■人物:なし
【アイヴィー】
はい、待ちぼうけー。なんだよ、『12時半。遅れないで』とか言ったくせにー。
待ち合わせ時間過ぎてるよな?
■背景:アイヴィーの腕時計、12時35分
■人物:なし
【アイヴィー】
飛行機が遅れてるわけでもないのに。大丈夫か、あいつ。
日にち、間違えてないよ、な? 一日早く来てるとかじゃないよね?
あ、あれ? あの濃いお兄さんは…
■背景:路地裏
■人物:ディーノが壁に手を付き、アンリがその内側に居る
【アンリ】
退いて。もう迎えが来る。
【ディーノ】
無事に送り届けてやったのにお礼もなしか?
【アンリ】
報酬なら払って…
■背景:路地裏
■人物:ディーノが壁に手を付き、アンリの顎を上げる
【ディーノ】
金よりお前の唇が欲しい。
【アンリ】
馬鹿じゃないの、こんなところで。
【ディーノ】
今更、恥ずかしがんなって。誰も見てねえし、すぐ終わんだろ?
■背景:路地裏
■人物:ディーノとアンリ
【アイヴィー】
あー、ゴメンネー。俺、スゴイ見ちゃってたー。
【アンリ】
君…
【ディーノ】
おい、アンリ。お前、新しい男でも買ったのか?
【アンリ】
買ってない。彼は学院のドライバーだ。
【ディーノ】
俺よりそんなひょろい優男が良いってのかよ。シュミ悪いぜ、アンリ。
【アイヴィー】
そーだね。アンリはまだお子様だから、イタリア系の魅力が解らないんだよ、きっと。
【ディーノ】
俺とフツーに話せるなんて、あんた、何モンだ?
【アイヴィー】
ん? タクシーのお兄さんだよ? ほら、あの黄色いのが俺のタクシー。
【ディーノ】
俺様を舐めるな…ただの運転手が、そんなアブナイ目してるかよっ…
■背景:路地裏
■人物:ディーノがアイヴィーの顔の真横に拳を突き出す
【ディーノ】
瞬きもしないってか。あんた、昔さんざ悪いコトしただろ?
【アイヴィー】
昔のことは忘れちゃったな。あんまり記憶力ないんだよね、俺。
■背景:路地裏
■人物:ディーノとアンリ
【アイヴィー】
じゃあね、おにーさん。うちのマージナルプリンスを送ってくれて、ありがと。
さ、おうち帰るぞ、アンリ。
【アンリ】
…うん。ではね、ディーノ。また連絡する。チャオ。
【ディーノ】
さよならだけイタリア語かよ。ヒドイお姫様だな。
■背景:車中、窓の外に海
■人物:バックミラーにスーツ姿のアンリ(横顔)
【アンリ】
悪かったね。
【アイヴィー】
んー?
【アンリ】
あんな暑苦しい男の相手をさせて。
【アイヴィー】
俺はいーんだけどさ。お前さん、付き合うオトコ間違えてない?
俺が出て行かなかったら、あのままチュウされちゃってたぞ。
チュウっていうのは、あんな外でやっちゃダメだろ?
【アンリ】
……。
【アイヴィー】
てか、まさか、お前さんのカレシがイタリア純度100%だったとはなー。
自分がそんなキレーなカオしてると、ああいうアゴヒゲに憧れたりするわけ?
【アンリ】
憧れるわけないでしょ。それに、彼氏なんかじゃない。
【アイヴィー】
じゃあ、なんで一緒に居たんだよ?
【アンリ】
君には関係ない。
【アイヴィー】
んーまあ、関係ないっちゃあ、そーなんだけど。実は関係あるカモみたいな?
【アンリ】
それ、英語?
【アイヴィー】
だって、あのお兄さん、アブナイ香りプンプンするからさ。
しかも悪評高いメイド イン シチリア?
【アンリ】
仮に、そうだとしたら、何だと言うの?
【アイヴィー】
お前さんが、あのコワイお兄さんに弱みでも握られてて、
無理矢理、付き合わされてるんなら手を貸すぜ、って言うかな?
【アンリ】
君には無理だよ。僕に関わらないで。
【アイヴィー】
関わるなって言われてもなー。
【アンリ】
僕は君に送迎しか頼んでないの。これ以上、余計なお喋りは必要ない。
【アイヴィー】
ディーノ・マンゾーニ。
■背景:車中、窓の外に海
■人物:バックミラーにスーツ姿のアンリ(驚き)
【アンリ】
……。
【アイヴィー】
シチリアンマフィア。マンゾーニ家次期ボス。
かつて『シチリアの毒牙』と呼ばれた、カルロ・マンゾーニの愛息。
父譲りの仕事振りは至ってスマート。決して証拠を残さず、邪魔者を消していく。
父親が老体の為、ボスに就くのは時間の問題。
ま、要するに、イタリアん中でもかなりキケンなオトコ、ってかんじかな?
【アンリ】
どうして、そんなこと君が知って…
【アイヴィー】
実は俺、『コワイ人』フェチなんだよね。
『世界の悪いカオ写真集』みたいなの持ってるし。
…って、うわー、俺、ドMっぽーい。
【アンリ】
…なんなの、君。此処でマゾヒストだとカミングアウトしてどうしたいの?
【アイヴィー】
いや、そんなドン引きしないでも。冗談に決まってるだろ、ジョーダン。
アンリさ、この島の警備組織は、マージナルプリンスを守る為に在るって知ってる?
【アンリ】
えっ?
【アイヴィー】
それでも、俺よりあのマフィアさんがイイって言うんなら、
ちょっとオトコのシュミ悪いぜ、アンリ。
【アンリ】
君、警備組織の兵隊なの?
【アイヴィー】
んー、兵隊っていうか何ていうか…その一番上のヒト?
【アンリ】
嘘…信じられない。
【アイヴィー】
そんな驚かれるとちょっと傷付くな…。ま、まあ、そーゆーことだからさ?
困った時はお兄さん達のことも頼りにしてくれよ。
「アイヴィー、たすけてー」って呼ばれたら、ダッシュで駆け付けてやっから。
あ、呼ぶ時は電話使ってな? 俺、エスパー系じゃないから。
これ、俺のケータイね。今日は特別サービスデーってことで、お名刺あげちゃう。
■背景:車中、窓の外に海
■人物:バックミラーにアンリ、名刺を受け取る
【アンリ】
…司令官…本当に? これ、偽造はしてないの?
【アイヴィー】
疑がり深いな…
【アンリ】
ねえ。これはどういう意味? 君、僕に買って欲しいの?
【アイヴィー】
マフィアさんと一緒にするなって。
お前さんはマージナルプリンスなんだから、お代は要らないの。
困ってんなら俺達にも教えてねって話。そんだけ。カンタンだろ?
【アンリ】
…わからない。
【アイヴィー】
ありゃ? お前さん、成績優秀ってウワサ、ウソ?
それから、俺のおシゴトのことは他のマジプリ達には、
あんま広めないでくれると嬉しいな。色々やり辛くなっちゃうからね。
あー、とか言っている間に、おうち着いちゃったよ。
■背景:正門前
■人物:スーツ姿のアンリ(困惑)
【アイヴィー】
気が向いたら、好きな時に電話して来いよ?
「おなかすいた」ってだけで電話してくる眼鏡っ子も居るくらいだからさ。
でも、夜中にイタ電とかはナシな?
【アンリ】
…眼鏡っ子?
【アイヴィー】
ん? お前さんちに居るヤツ。
どうでもいいけどさ、アンリも眼鏡とか似合いそうだな?
■背景:正門前
■人物:スーツ姿のアンリ(冷笑)
【アンリ】
ほんとにどうでもいいね。
【アイヴィー】
あ、やっと笑った。
■背景:正門前
■人物:スーツ姿のアンリ(困惑)
【アンリ】
……。
【アイヴィー】
じゃ、またな、アンリ。
→おさんぽ
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