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■アイヴィーシナリオBL アンリ-電話-1、アンリ-電話-2 続編
■背景:海岸
■人物:シャルロ、アンリ
【シャルロ】
ごきげんよう、アンリ様。
【アンリ】
シャルロ…君が直々に来るとはね。
【シャルロ】
私もぜひ拝見したかったのですよ。
【アンリ】
何?
【シャルロ】
アンリ様の死に顔は、さぞお美しいでしょうから。
【アンリ】
君にひとつ聞きたいことがある。
【シャルロ】
はい。何でしょうか?
【アンリ】
どうして君が僕を憎むの? 僕は父が遺した物、その所有権を全て放棄した。
父の事業も、株も全部、君達にあげたのに。どうして、まだ僕を…
【シャルロ】
貴方という存在を抹消することが、あの御方のご遺志だからです。
それに、恐れながら申し上げますが、私は貴方が大嫌いなので。
【アンリ】
僕が君に何をしたというの?
【シャルロ】
貴方は、あの御方に愛されていた。それが許せないのです。
【アンリ】
何言ってるの? 僕は父に愛されてなんか…
いつも父の傍に居たのは君でしょう? 君は僕より父の傍に居たじゃない?
【シャルロ】
もう貴方の声は聞きたくありません。
あの御方とよく似ていらっしゃいますから。
さあ、アンリ様。こちらへ。終わりにしましょう、何もかも。
【アンリ】
君、どうかしている…
【シャルロ】
花祭りという日を選んで差し上げたこと、感謝して下さいね?
美しい貴方に相応しいでしょう? 花弁と一緒に散れるのですから。
【アイヴィー】
ったく、お前さんの周りはドSさんばっかりだな。
アレか? 磁石的なかんじで、集まってきちゃうのかねー。
はー、心臓に悪いっていうかゾクゾクしちゃう。
■背景:海岸
■人物:ディーノ
【ディーノ】
へえ。アイヴィーはドMなのか。じゃあ、後でゆっくり語り合おうぜ、ブラザー?
【アイヴィー】
…何について語り合うのさ。それより今は、おシゴトしよーぜ、おにーさん?
【シャルロ】
なんなんだ、お前達。
【アイヴィー】
よくぞ聞いてくれましたっ。俺はアンリのタクシーのお兄さん。
んで、こっちの濃い顔の人はマフィアさん。
二人合わせて『アンリを守り隊ブラザーズ』です。どうぞヨロシク?
【ディーノ】
おい。『フェラーリ&ベントレー』にするんじゃなかったのか?
【アイヴィー】
やだー。それ、カッコ悪いもん。
【ディーノ】
お前、ネーミングセンスの欠片もねえな。
【アイヴィー】
でた。ドSさんのイジワル攻撃。
■背景:海岸
■人物:シャルロ、ディーノ、アンリ
【シャルロ】
ああ、そちらはディーノ・マンゾーニさんですね?
【アイヴィー】
お? 有名人だねー。さっすが、世界の悪いカオー。
【シャルロ】
マンゾーニ家とはぜひ一度、お話ししたかったのです。
【ディーノ】
ほう? 話くらいなら、今聞いてやってもイイぜ?
■背景:海岸
■人物:アンリ(驚き)
【アンリ】
ディーノ…僕を裏切るの?
■背景:海岸
■人物:ディーノ(怒り)
【ディーノ】
大人の話し合いをしてんだよ。お子様は引っ込んでな。
アイヴィー、そいつ、ちょっと黙らせろ。
【アイヴィー】
はーい。アンリー、イイコだからちょっと大人しくしてようねー?
【アンリ】
大人しくなんか
■背景:海岸
■人物:アイヴィーがアンリに耳打ち
【アイヴィー】(小声)
ディーノはファミリー、だろ?
■背景:海岸
■人物:シャルロ、ディーノ
【ディーノ】
お宅さん、俺とどんなお話がしたいんだ?
【シャルロ】
率直に申し上げます。
アンリ様より私共に付いて頂けないでしょうか?
【ディーノ】
解り易い物言いは好きだぜ。
けど、それだけじゃ、俺様を口説けねえな。
【シャルロ】
報酬ですね? アンリ様の倍出しましょう。
■背景:海岸
■人物:アンリ
【アンリ】
シャルロ…
■背景:海岸
■人物:シャルロ、ディーノ
【ディーノ】
面白い。そのカネで、あんた、俺に何して欲しいんだ?
【シャルロ】
そちらに居るアンリ様を消して下さい。有能な貴方にならカンタンでしょう?
【ディーノ】
まあな。こんな弱っちい細腕だ。
オマケに性格ひん曲がってるし、口を開ければクソ生意気な文句ばっかだ。
こんな辺鄙なトコまで送り迎えしてやってんのに、
リップサービスのひとつもしねえ。
【アイヴィー】(小声)
…うわー。言いたい放題ー。てか、リップの意味合いがなんか違う気が。
あ、アンリ、おてて握り締めんな。開いて開いて。
【シャルロ】
ではマンゾーニさん? 今すぐにお仕事を頼めますか?
隣の金髪のお兄さんも一緒に。そうしたら、報酬は三倍出しましょう。
【ディーノ】
決まりだな。
■背景:海岸
■人物:ディーノ、アンリ
【ディーノ】
アンリ、俺がどういう男が知ってるだろう?
【アンリ】
来ないで。
【ディーノ】
その怯えた琥珀、綺麗だぜ、アンリ。もっと近くで見せろよ。
【アンリ】
嫌っ
■背景:海岸
■人物:アイヴィーがシャルロに手錠
【アイヴィー】
ほい、つっかまえたっと。
【シャルロ】
お前、いつのまに。マンゾーニ、どういうことだ!?
【ディーノ】
俺は金なんかに興味ねえんだよ。
■背景:海岸
■人物:ディーノがアンリの肩に腕を回す
【ディーノ】
こいつは俺のファミリーだ。マフィアはファミリーを裏切らない。
【アイヴィー】
そうそう。だって俺達、『アンリを守り隊ブラザーズ』だから。
シャルロ・レネ。警備組織は貴方を危険人物とみなし、拘束、連行します。
ソクちゃん、もう出てきていいよー。
■背景:海岸
■人物:ソクーロフ(微笑)
【ソクーロフ】
やあ、アンリ。危ないところだったね?
■背景:海岸
■人物:ソクーロフ、アンリ
【アンリ】
ソクーロフ…
【ソクーロフ】
カウンセリングが必要なら、いつでも私のところにおいで?
【アンリ】
…行かない。君はいつから此処に居たの?
【ソクーロフ】
最初から鑑賞していたよ、じっくりとね?
フフッ、嫌がる君が見れて、実に光栄だったよ。
【アイヴィー】
うひゃー。ドS率が急に高くなってきたー。
じゃ、じゃあ、ドクターさんはソッチお願いね?
【ソクーロフ】
ああ。では、シャルロ・レネ。追憶の塔へご案内しよう。
【シャルロ】
追憶の塔? な、何をするつもりだ?
【ソクーロフ】
私とお喋りを楽しむだけだよ。大丈夫、そんなに痛くはしないから。
■背景:海岸
■人物:ディーノ、アンリ
【アイヴィー】
…あー、なんでいつも犯罪者さんの方が可哀相に見えるんだろ。
でもま、とにかく。『アンリを守り隊ブラザーズ』の大勝利ってかんじ?
ディーノ、ご協力感謝。カッコヨカッタよん?
■背景:海岸
■人物:ディーノがアイヴィーの顎を上げる
【ディーノ】
礼を言うくらいなら、唇で払えよ。
【アイヴィー】
え、ちょっ、ちょと。え、え?
【ディーノ】
気に入ったぜ、アイヴィー。
俺様と初めて組んだくせに、タイミングに一分の狂いもなかっただろう?
どうやら、あんたとは相性が良いらしい。俺達が、SとMだから、かな?
【アイヴィー】
お、お褒めに預かり恐縮なのですが、あの、ちょっとその手を、ですね
【ディーノ】
柔らかそうだな、お前の唇。
【アイヴィー】
ままま、待ってよ、おにーさん。おい、アンリ、見てないで助けろよ!
【アンリ】
君、僕を守りたいんでしょ? 犠牲になって?
【アイヴィー】
わー。恩を仇で返されたー。お、お前さんもS属性?
【ディーノ】
行くぞ、アイヴィー。
【アイヴィー】
ドコ行くんすか! お、俺、アンリをおうちまで送ってかないといけないしー。
【アンリ】
お構いなく。他のタクシー拾うから。じゃ、お二人さん、チャオ。
【アイヴィー】
た、たすけてーー!
→
■背景:海岸
■人物:シャルロ、アンリ
【シャルロ】
ごきげんよう、アンリ様。
【アンリ】
シャルロ…君が直々に来るとはね。
【シャルロ】
私もぜひ拝見したかったのですよ。
【アンリ】
何?
【シャルロ】
アンリ様の死に顔は、さぞお美しいでしょうから。
【アンリ】
君にひとつ聞きたいことがある。
【シャルロ】
はい。何でしょうか?
【アンリ】
どうして君が僕を憎むの? 僕は父が遺した物、その所有権を全て放棄した。
父の事業も、株も全部、君達にあげたのに。どうして、まだ僕を…
【シャルロ】
貴方という存在を抹消することが、あの御方のご遺志だからです。
それに、恐れながら申し上げますが、私は貴方が大嫌いなので。
【アンリ】
僕が君に何をしたというの?
【シャルロ】
貴方は、あの御方に愛されていた。それが許せないのです。
【アンリ】
何言ってるの? 僕は父に愛されてなんか…
いつも父の傍に居たのは君でしょう? 君は僕より父の傍に居たじゃない?
【シャルロ】
もう貴方の声は聞きたくありません。
あの御方とよく似ていらっしゃいますから。
さあ、アンリ様。こちらへ。終わりにしましょう、何もかも。
【アンリ】
君、どうかしている…
【シャルロ】
花祭りという日を選んで差し上げたこと、感謝して下さいね?
美しい貴方に相応しいでしょう? 花弁と一緒に散れるのですから。
【アイヴィー】
ったく、お前さんの周りはドSさんばっかりだな。
アレか? 磁石的なかんじで、集まってきちゃうのかねー。
はー、心臓に悪いっていうかゾクゾクしちゃう。
■背景:海岸
■人物:ディーノ
【ディーノ】
へえ。アイヴィーはドMなのか。じゃあ、後でゆっくり語り合おうぜ、ブラザー?
【アイヴィー】
…何について語り合うのさ。それより今は、おシゴトしよーぜ、おにーさん?
【シャルロ】
なんなんだ、お前達。
【アイヴィー】
よくぞ聞いてくれましたっ。俺はアンリのタクシーのお兄さん。
んで、こっちの濃い顔の人はマフィアさん。
二人合わせて『アンリを守り隊ブラザーズ』です。どうぞヨロシク?
【ディーノ】
おい。『フェラーリ&ベントレー』にするんじゃなかったのか?
【アイヴィー】
やだー。それ、カッコ悪いもん。
【ディーノ】
お前、ネーミングセンスの欠片もねえな。
【アイヴィー】
でた。ドSさんのイジワル攻撃。
■背景:海岸
■人物:シャルロ、ディーノ、アンリ
【シャルロ】
ああ、そちらはディーノ・マンゾーニさんですね?
【アイヴィー】
お? 有名人だねー。さっすが、世界の悪いカオー。
【シャルロ】
マンゾーニ家とはぜひ一度、お話ししたかったのです。
【ディーノ】
ほう? 話くらいなら、今聞いてやってもイイぜ?
■背景:海岸
■人物:アンリ(驚き)
【アンリ】
ディーノ…僕を裏切るの?
■背景:海岸
■人物:ディーノ(怒り)
【ディーノ】
大人の話し合いをしてんだよ。お子様は引っ込んでな。
アイヴィー、そいつ、ちょっと黙らせろ。
【アイヴィー】
はーい。アンリー、イイコだからちょっと大人しくしてようねー?
【アンリ】
大人しくなんか
■背景:海岸
■人物:アイヴィーがアンリに耳打ち
【アイヴィー】(小声)
ディーノはファミリー、だろ?
■背景:海岸
■人物:シャルロ、ディーノ
【ディーノ】
お宅さん、俺とどんなお話がしたいんだ?
【シャルロ】
率直に申し上げます。
アンリ様より私共に付いて頂けないでしょうか?
【ディーノ】
解り易い物言いは好きだぜ。
けど、それだけじゃ、俺様を口説けねえな。
【シャルロ】
報酬ですね? アンリ様の倍出しましょう。
■背景:海岸
■人物:アンリ
【アンリ】
シャルロ…
■背景:海岸
■人物:シャルロ、ディーノ
【ディーノ】
面白い。そのカネで、あんた、俺に何して欲しいんだ?
【シャルロ】
そちらに居るアンリ様を消して下さい。有能な貴方にならカンタンでしょう?
【ディーノ】
まあな。こんな弱っちい細腕だ。
オマケに性格ひん曲がってるし、口を開ければクソ生意気な文句ばっかだ。
こんな辺鄙なトコまで送り迎えしてやってんのに、
リップサービスのひとつもしねえ。
【アイヴィー】(小声)
…うわー。言いたい放題ー。てか、リップの意味合いがなんか違う気が。
あ、アンリ、おてて握り締めんな。開いて開いて。
【シャルロ】
ではマンゾーニさん? 今すぐにお仕事を頼めますか?
隣の金髪のお兄さんも一緒に。そうしたら、報酬は三倍出しましょう。
【ディーノ】
決まりだな。
■背景:海岸
■人物:ディーノ、アンリ
【ディーノ】
アンリ、俺がどういう男が知ってるだろう?
【アンリ】
来ないで。
【ディーノ】
その怯えた琥珀、綺麗だぜ、アンリ。もっと近くで見せろよ。
【アンリ】
嫌っ
■背景:海岸
■人物:アイヴィーがシャルロに手錠
【アイヴィー】
ほい、つっかまえたっと。
【シャルロ】
お前、いつのまに。マンゾーニ、どういうことだ!?
【ディーノ】
俺は金なんかに興味ねえんだよ。
■背景:海岸
■人物:ディーノがアンリの肩に腕を回す
【ディーノ】
こいつは俺のファミリーだ。マフィアはファミリーを裏切らない。
【アイヴィー】
そうそう。だって俺達、『アンリを守り隊ブラザーズ』だから。
シャルロ・レネ。警備組織は貴方を危険人物とみなし、拘束、連行します。
ソクちゃん、もう出てきていいよー。
■背景:海岸
■人物:ソクーロフ(微笑)
【ソクーロフ】
やあ、アンリ。危ないところだったね?
■背景:海岸
■人物:ソクーロフ、アンリ
【アンリ】
ソクーロフ…
【ソクーロフ】
カウンセリングが必要なら、いつでも私のところにおいで?
【アンリ】
…行かない。君はいつから此処に居たの?
【ソクーロフ】
最初から鑑賞していたよ、じっくりとね?
フフッ、嫌がる君が見れて、実に光栄だったよ。
【アイヴィー】
うひゃー。ドS率が急に高くなってきたー。
じゃ、じゃあ、ドクターさんはソッチお願いね?
【ソクーロフ】
ああ。では、シャルロ・レネ。追憶の塔へご案内しよう。
【シャルロ】
追憶の塔? な、何をするつもりだ?
【ソクーロフ】
私とお喋りを楽しむだけだよ。大丈夫、そんなに痛くはしないから。
■背景:海岸
■人物:ディーノ、アンリ
【アイヴィー】
…あー、なんでいつも犯罪者さんの方が可哀相に見えるんだろ。
でもま、とにかく。『アンリを守り隊ブラザーズ』の大勝利ってかんじ?
ディーノ、ご協力感謝。カッコヨカッタよん?
■背景:海岸
■人物:ディーノがアイヴィーの顎を上げる
【ディーノ】
礼を言うくらいなら、唇で払えよ。
【アイヴィー】
え、ちょっ、ちょと。え、え?
【ディーノ】
気に入ったぜ、アイヴィー。
俺様と初めて組んだくせに、タイミングに一分の狂いもなかっただろう?
どうやら、あんたとは相性が良いらしい。俺達が、SとMだから、かな?
【アイヴィー】
お、お褒めに預かり恐縮なのですが、あの、ちょっとその手を、ですね
【ディーノ】
柔らかそうだな、お前の唇。
【アイヴィー】
ままま、待ってよ、おにーさん。おい、アンリ、見てないで助けろよ!
【アンリ】
君、僕を守りたいんでしょ? 犠牲になって?
【アイヴィー】
わー。恩を仇で返されたー。お、お前さんもS属性?
【ディーノ】
行くぞ、アイヴィー。
【アイヴィー】
ドコ行くんすか! お、俺、アンリをおうちまで送ってかないといけないしー。
【アンリ】
お構いなく。他のタクシー拾うから。じゃ、お二人さん、チャオ。
【アイヴィー】
た、たすけてーー!
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