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Marginal Prince Short Story
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アイヴィーシナリオBL オーギュスト-他の生徒 続編
■背景:月桂樹の森
■人物:ウサギにタンポポを差し出すバロウズ、その後方にアイヴィー

【バロウズ】
エリザベス、美味しいですか?
やはり上品な貴女には日当たりの良いタンポポの方がお口に合うみたいですね。

【アイヴィー】
よっ。またウサちゃんとランチデート? 熱いねー。

【バロウズ】
おはようございます。何かご用でしょうか。


■背景:月桂樹の森
■人物:バロウズ

【アイヴィー】
センセの資料、見たよ。探してくれてサンキュ。

【バロウズ】
処遇はどうなさいますか? すぐにでも理事会に申し立てたいところですが。

【アイヴィー】
まあ、そんなに慌てなくてもイイじゃん。
今日さ、センセのことフィンシャルまで送っていくんだ、この後ね。
だからちょっとストーカーしてみようかと思ってるんだ。

【バロウズ】
では私もご同行しましょう。他の車で後を追います。

【アイヴィー】
悪いんだけど、センセのことは俺に預からせてくんないかな。

【バロウズ】
司令、危険です。もし、貴方に何かあったら。

【アイヴィー】
今日のところは俺に任せてよ。ね、お願い。

【バロウズ】
…我侭で奔放な上官を持つと苦労しますね、下官は。

【アイヴィー】
ゴメンゴメン。今度、なんか晩メシおごるから許して。

【バロウズ】
外食なら必要ありません。貴方の手料理になら興味はありますが。
美味しいそうですね? 貴方のパスタは。

【アイヴィー】
…歩く盗聴器さんめ。あ、そろそろ行かなきゃ。またな、バロウズ、ウサちゃん。

【バロウズ】
司令。

【アイヴィー】
もー。また司令って言うー。ウサちゃんからもダメだって言ってよー。

【バロウズ】
どうか、お気を付けて。
貴方が無事に戻らない場合、私があの教授に何をするか解りませんよ?

【アイヴィー】
…ダイジョブだって。てゆうか、俺がイイよって言うまで手出しちゃダメだからなっ。


■背景:正門前に黄色いタクシー
■人物:オーギュスト

【オーギュスト】
ああ、アイヴィー。良かった、居なかったから、心配してしまったよ。
愛車だけ置いて、何処へ行っていたんだい?

【アイヴィー】
いや、ちょっと、早く着いたから、森をお散歩してたんだ。
そしたら遅くなっちゃったね、ゴメン。

【オーギュスト】
それなら良いんだ。私は別に急ぐ用事ではないし。

【アイヴィー】
…ふうん。今日はお買い物?

【オーギュスト】
うん。天気も良いから、あちこち散歩がてらね。

【アイヴィー】
じゃあ、行こっか。


■背景:街中
■人物:バックミラーにオーギュスト

【アイヴィー】
はーい。フィンシャル中心部に到着でーす。

【オーギュスト】
送ってくれてありがとう。ではまたね。

【アイヴィー】
うん。いってらっしゃーい。


■背景:街中
■人物:車の外にオーギュスト

【アイヴィー】
さて。じゃあ、探偵ごっこ始めますか。


■背景:街中A、街中B、街中C
■人物:オーギュストの背中

【アイヴィー】
…なんか、思った以上にフツーの散歩だなあ。
闇取引するにはお日様が高過ぎるし、鳩も飛ばしてないし。
誰だよ、隠れ家があるとか、アジトがあるとか言ったヤツは。
これじゃあ、俺、ホントにただのストーカーじゃん。あ、道曲がった。


■背景:路地裏
■人物:ダイヤモンドダストに包まれているオーギュスト(目が合っている)

【アイヴィー】
セン、セ…?

【オーギュスト】
………。

【アイヴィー】
ちょ、センセ…なにキラキラしてんの…


■背景:路地裏
■人物:オーギュストの身体が半透明になっていく(目を閉じる)

【アイヴィー】
センセッ!


■背景:白
■人物:なし

■背景:路地裏
■人物:なし

【アイヴィー】
…消え、た?


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