忍者ブログ
Marginal Prince Short Story
Admin  +   Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アイヴィーシナリオBL オーギュスト-告白 続編
■背景:海が見える公園(夜)
■人物:ベンチにアイヴィー、背後にオーギュストが立っている

【オーギュスト】
ありがとう、アイヴィー。アンリを助けてくれて。感謝し切れないよ。

【アイヴィー】
どーいたしまして。でもそんなにお礼言われることでもないよ?
マージナルプリンスを守るのは、俺の仕事でもあるから。
あの、ちょっと素朴な質問で悪いんだけどさ。

【オーギュスト】
何だい?

【アイヴィー】
センセの生年月日は? なんか不思議偉人伝とかに載ってないんだよね。

【オーギュスト】
年寄りになってくると年齢の話は恥ずかしいからね。
まあ、アイヴィーには特別に教えようか。ここだけの話だよ?

【アイヴィー】
うんうん。

【オーギュスト】
1707年6月6日。今年で301歳だね。もう四世紀目か、早いものだね。

【アイヴィー】
ケーキにロウソク乗り切らないねー。

【オーギュスト】
大きなロウソク三本と、小さいのが一本あればいいんじゃないかな?

【アイヴィー】
重みのある一本だね、それ。じゃあ、それでケーキ買ってお祝いしよ。

【オーギュスト】
え?

【アイヴィー】
イイでしょ? うちでお誕生日会してあげる。

【オーギュスト】
ありがとう。誕生日を祝って貰うなんて、290年振りくらいだよ。


■背景:星空に細い三日月
■人物:なし

【アイヴィー】
センセ、あのね? 俺、少し考えてみたんだ、センセのこと。
もし、いつまでも、死ぬことができなくなったら、俺、どうなるだろうって。

【オーギュスト】
すまない。余計なことを考えさせてしまって。良いんだよ、君が気に病むことではない。

【アイヴィー】
センセさ、アンリには言わなくてイイの?

【オーギュスト】
うん。もしアンリに言ってしまったら、
「自分も不老不死の霊薬を飲む」と言ってきかなくなる。あの子は優しい子だから。

【アイヴィー】
ホントは、アンリと永遠に生きたいんじゃないの?


■背景:海が見える公園(夜)
■人物:オーギュスト

【オーギュスト】
…愚かな幻想は私で終わりにしなくてはならない。
不死の身体など、あの子に持たせることはできないよ。

【アイヴィー】
そう。じゃあ、ヒミツにしとくね。

【オーギュスト】
ありがとう。アイヴィーにはお世話になってばかりだね。
お礼がしたいな。私にできることなら何でもさせて頂くよ?

【アイヴィー】
口止め料ってワケ?

【オーギュスト】
いやいや。お礼だよ。まあ、どちらでも同じことだけどね。

【アイヴィー】
じゃー、未来を教えてくれるとか、ダイヤモンド詰め合わせギフトとかでもイイの?

【オーギュスト】
不可能ではないね。

【アイヴィー】
さっすが、伯爵サマ。なら、イジワルなお願いしちゃおっかなー。イイ?

【オーギュスト】
何なりとどうぞ。

【アイヴィー】
この前のブランデー、美味しかったからまた飲みたいな、センセと。

【オーギュスト】
…君は。

【アイヴィー】
ひひひ。イジワル過ぎた?
アルフレッドに聞いたんだけどさ、アレ、すっごいレアもんなんだってね?
だからもう飲めないなって諦めてたんだけど。
伯爵サマなら、なんとかしてくれるよね、俺の為に。

【オーギュスト】
喜んで、ご用意させて頂くよ、君の為に。

PR
カレンダー
06 2026/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
キャラ名、CP名などで作品検索可
アーカイブ
カウンター
バーコード
material by bee  /  web*citron
忍者ブログ [PR]