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Marginal Prince Short Story
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■ジョシュア×アンリ レッド×ユウタ
■シルヴァン×ハルヤ シルヴァン×ジョシュア
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「…ジョシュア。これは何の真似?」

アンリはサロンに入った途端、目隠しをされた。
抵抗する間も無く、ブレザーを脱がされた後、
頭からすっぽりとドレスのような物を着せられた。

制服姿のジョシュアは、
最高に不機嫌なプリンセスに微笑みかける。

「流石だね、アンリ。綺麗だよ」

「…回答になってない」

「日本ではね、3月3日は雛祭なんだって。
雛人形というプリンセスの人形を飾るそうなんだ」

「…それとこれに何の関係が?」

「可愛いよ、プリンセス」

「僕達を雛人形とやらに仕立てたわけ?」

「うん。ユウタ、ハルヤも、とっても可愛いよ?」

アンリと同様の手口で、2人もお姫様にさせられた。
雛人形という割には、衣装はウエディングドレスに近い。

ユウタはプリンセスの衣装に身を包み、顔を真っ赤に染めていた。

「や…やだよ…こんなカッコ。
これならナイチンゲールの方が、まだましだったよ…」

制服姿のレッドが、ユウタの肩を叩く。

「恥ずかしがんなよ、ユウタ! 結構似合ってるぜっ?」

「…レッド…う、うれしくないよ…」

「あ、ユウタ! 来年のアルフォンソ祭、この衣装でいくかっ!?」

「ムリムリ! 絶対ダメッ!」

「じゃ俺は、姫をさらいに行く悪党やろっかな~♪」

「…レッドが、さらいに来るの?」

「ああ! イイ役だろっ♪」

プリンセスのハルヤは溜め息を漏らす。

「…あのさ。雛人形は着物なんだけど。これ、完全にドレスじゃん…」

制服姿のシルヴァンは、いつも以上に楽しそうだ。

「細かいことは良いじゃないですかっ。西洋風の雛人形ってことで♪」

「てゆうか、なんで俺までこっち側…」

「ハルヤも可愛いですよ?
全然アンリに負けてませんから、もっと自信持って下さい?」

「あの、俺、別に謙遜してるわけじゃないんだけど…」

「いやー。この日の為に衣装をオーダーメイドした甲斐がありましたよー♪」

ジョシュアは衣装係を労う。

「今回もお疲れ様。ありがとう、シルヴァン。
おかげで美しいプリンセス達に会えたよ」

「いえいえ。あ、ジョシュア? 実は、貴方の衣装も用意してあるんですが」

「俺? アルフォンソ王の衣装かい?」

「まさか。今日はプリンセスの日ですよ♪」


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