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■ホワイト・レディ9 の続編
短い間に、もう三度もこのバーに来ている。
この夜、Sは一人でバーのドアを開けた。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」
「いえ。ここで待ち合わせをしていて――ああ、居ました」
女性が一人、隅のテーブル席に居た。
その夜は、黒いワイシャツにジーンズ。
壁の角に向かって、紫煙を吹かしていた。
Sは彼女の横に立って、こう声をかけた。
「すまない。待たせてしまったかな?」
テーブルの上には残り少ないビールが載っていた。
「別に。私が早く着いただけだ」
彼女はぶっきらぼうに答えた。Sは彼女の向かいに座る。
今夜、Sがここで待ち合わせた相手はBだった。
「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
ボーイが注文を取りに来た。Sはメニューを見ずに答える。
今夜の一杯はあらかじめ決めていた。
「私には『ホワイト・レディ』を。君は?」
「私もそれでいい」
「畏まりました。少々お待ち下さい」
ボーイが行ったあとで、Bは睨むようにSを見た。
「どうして、男のアンタが『ホワイト・レディ』なんか頼むんだ?」
「おや。レディと名の付いたものは、レディしか頼んではいけないのかい?
この前ここに来た時、Aさんがこれを頼んでいただろう?
どんな味がするのかと思っていたんだ」
「よく覚えてるな、そんなこと。それで、話って何?」
「カクテルが来てから話すよ。――私も煙草を吸って良いかな?」
Bは自分の前に置いていた灰皿を、テーブルの中央に移動させた。
「ありがとう」
それから、飲み物が来るまでの間、
BとSは互いに一言も発さず、ただ煙草を吸っていた。
それはとても緊張感のある時間で、Sは心地好かった。
カクテルが来ると、Bは乾杯もなしにさっさと口付けてしまった。
Sも同じようにカクテルを手に取った。レモンの香りがする。
強いアルコールと共に、柑橘系の甘味と酸味が喉を駆け抜けて行く。
ショートグラスを置いたBは、早速、好戦的な目を向けてきた。
「じゃあ、聞かせて貰おうか?」
「実は、先日、君達から聞いた、論文の妨害工作の件について、
進展があったから、君に話そうと思ってね」
「進展? 何か解ったのか?」
「うん。犯人がね」
「何だって。本当なのか?」
「本当だよ。だが、君は私より早く、
気付いていたんじゃないのかな? 誰が犯人なのか」
Bは何も言わない。
「やはり君は知っていたんだね? 妨害工作をしていたのはAだって」
「どうして、Aがそんなことしなきゃならないんだ」
「Aが論文の完成を妨害した理由についても、君は解っているんじゃないのかな。
犯人がAであることも、その犯行目的も、君は全て気付いていて、
いや、気付いていたからこそ、敢えて、何も知らないフリをしていた」
「私が何を」
「Aは論文を完成させたくなかったんだ。
何故なら、論文が完成したら、彼と結婚しなくてはならないから。
君と、離れなければならないから」
Sは続ける。
「Aは論文の完成が一日でも、遅くなれば良いと思っていた。
最初は、ほんの出来心から、データの一部を削除した。
それにより研究は少し遅れた。Aの願い通りに。
時間の経過とともに、Aが削除したデータは回復した。
もう少しだけ、とデータの削除を重ねていたら、
C博士のバックアップによって妨害されてしまった。
もうこの手は使えない。Aは焦った。
このままでは直に論文は完成してしまう。どうすればいい?
どうすれば論文の完成をもう少し遅らせることができる?
そうだ。あのラットが居なくなってしまえば」
「止めろ! そんなのデタラメだ!」
「残念だが、デタラメなどではない。聞いたからね、直接、彼女の心に」
「お前、まさか」
「そう。私はインタビューしたんだ。『貴方が犯人ですか?』とね。
そうしたら洗いざらい喋ってくれたよ、素直に全部」
「Aに、自白、させたのか」
「そうだよ。犯人を推理する必要などないからね、私は。
だが、Aを自白させるよう、私に指示したのは、L博士だよ?」
「じゃあ、L博士には、Aがやったって、解ってたっていうのかよ?」
「そのようだね。まあ、答えを聞けば、実に簡単な話だったよ。
パソコンに詳しいシステム部の知人に内密に依頼して、
論文データの削除履歴を調べて貰ったそうだ。
削除した人物のアカウントがAのものだった。
ついでに、削除されたデータも回復できたそうだよ?
でも君は、どうやって、犯人がAだと知ったのかな?」
Bは答えない。
「言いたくないかい? おそらく、犯行現場を目撃したか、
Aが犯人だという証拠を見つけたんだろうと予想しているけれど。
あるいは、君なら、直感で解ったのかもしれないね。犯人も犯行目的も。
だが、それでも君は黙っていた。Aを問い質すこともせず。どうして?」
「そこまで解ってるなら、私が言わなくても、お前にはもう解ってんだろ」
「Aを問い質せば、Aの犯行目的が君だと白状することになるから。
Aが君を好きだと言う大きなきっかけを与えてしまうから。
そうなればきっと、Aは彼との結婚を辞めてしまうから。
だから君は、何も知らないフリをしたんだね?」
Bはまだ黙っている。
「以前、君はこう言ったね? 人間は世界で一番劣悪な生き物だと。
それはどういう意味で言ったのかな?
君と離れたくなくない一心で稚拙な行動をとったAのことを指していたのかい?
もしくは、同性である君に好意を寄せていたAのことかな?
それとも、そんなAの全てを愛していた、君自身のことだったのかい?」
Bは暫くの間、黙っていた。
その沈黙を無意味だと感じたSは、待つのを止めて口を開いた。
「B」
「煩いよ……何もかも知ったような口聞いて。
アンタのそーゆー口の利き方が気に食わないんだよ、前から」
「それはすまない」
「それで、Sは私に何が言いたいんだ?
私の口からAに妨害工作を止めるように言え、とか、
そういうことを言いたいわけ?」
「いいや、別に?」
「じゃあ何、私を追い詰めて、ただの探偵気取り?」
「そんなつもりは」
「どうせバカだと思ってんだろ?
結婚して子供ができるわけでもない無生産な関係だって。
女が女を好きになったって、どうにもならないのに。
そんなのは私だって解ってんだよ」
堰を切ったようにBは話した。
「だけど、あいつは私に無いもの全部持ってて、
最初はそれがニガテだったけど、
あいつも私に対して同じように感じてたって聞いてからは、
普通に話せるようになって、
いつのまにか、あいつに懐かれるのが当たり前になってて、
あいつと話している時間は楽しくて、
気が付いた時には、あいつの隣がどんな場所より特別になってた」
Bは項垂れていて表情が見えない。
「女二人で食事した帰り、このまま帰したくないとか、
抱き締めて引き留めたいとか思ってる自分が居て、私が一番驚いたっつの。
そういうこと、アンタは今までに一度もないだろ?
同性の友人相手だってのに、小さなキッカケひとつで、
タガが外れちまうんじゃないかって恐怖を感じたことあんのかよ?」
「Aは君と同じような恐怖を感じていたよ?」
「……え?」
「約束していた結婚を躊躇し、できる限り引き延ばそうとしている自分に、
彼女は自分で驚き、最早、止められない想いに恐怖していた。
目的を遂げる為に、ラット1匹で足りないなら、
『次』も無感情にこなしてしまいそうな自分にもね。
Aは、早く君に止めて欲しいと願っていた。
けれど、君はひたすら沈黙を守ったままだった。
四度の事件について、L博士に話を聞いて貰おうと、A自ら提案したのも、
L博士なら気付いて、私達を助けてくれるかもしれない、
そう心のどこかで思っていたのかも、と言っていたよ、彼女の心がね」
「こいつらは揃って頭がおかしいって思ってるんだろ?
じゃあどうすれば良かったんだ?
最初から好きになんてならなければ良かったのかよ?
そんなコントロールができるなら、とっくにやってんだよ」
Sはその時、感じたままの言葉を口にした。
「美しいと思うよ」
「……急に……何、言ってんだ、S」
「女性が女性を好きになることも、それに苦悩し、恐怖する姿も。
ステンドグラスのようで、とても美しいと、私は思う」
「……バカ。気色の悪いこと言うな。美しくなんかない。私は醜い。
たったあれしきのことで、私はアンタにさえ妬いてたんだ」
「私に?」
「もみの木のリキュール。Aはアンタのグラスから飲んだだろ?
私はあれだけでも、その場から立ち去りたいくらいイヤだった。
あいつが警戒心皆無なのは前から解ってたけど。
ダレにでもそういうことすんのかよって」
「では君も以前?」
Bはカクテルグラスに手を伸ばす。
「『ホワイト・レディ』は元々、私が好きなカクテルだったんだ」
肩を落としながら呟いた。
「私が飲んでいたのを、いつだったか、Aが『少し下さい』って味見して。
一口飲んだ瞬間から気に入ったみたいでさ」
Bは、全てを押し殺そうとするように唇を噛みしめていた。
「『キツイのに甘いところが、Bさんと似てるから、好き』なんて、
バカみたいな殺し文句言いやがって……」
堪えきれない何かが、Bの声と握り締めた拳を、微かに震わせた。
「ホント……バカみたいだ――」
ホワイト・レディの頬に雫が伝った。
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短い間に、もう三度もこのバーに来ている。
この夜、Sは一人でバーのドアを開けた。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」
「いえ。ここで待ち合わせをしていて――ああ、居ました」
女性が一人、隅のテーブル席に居た。
その夜は、黒いワイシャツにジーンズ。
壁の角に向かって、紫煙を吹かしていた。
Sは彼女の横に立って、こう声をかけた。
「すまない。待たせてしまったかな?」
テーブルの上には残り少ないビールが載っていた。
「別に。私が早く着いただけだ」
彼女はぶっきらぼうに答えた。Sは彼女の向かいに座る。
今夜、Sがここで待ち合わせた相手はBだった。
「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」
ボーイが注文を取りに来た。Sはメニューを見ずに答える。
今夜の一杯はあらかじめ決めていた。
「私には『ホワイト・レディ』を。君は?」
「私もそれでいい」
「畏まりました。少々お待ち下さい」
ボーイが行ったあとで、Bは睨むようにSを見た。
「どうして、男のアンタが『ホワイト・レディ』なんか頼むんだ?」
「おや。レディと名の付いたものは、レディしか頼んではいけないのかい?
この前ここに来た時、Aさんがこれを頼んでいただろう?
どんな味がするのかと思っていたんだ」
「よく覚えてるな、そんなこと。それで、話って何?」
「カクテルが来てから話すよ。――私も煙草を吸って良いかな?」
Bは自分の前に置いていた灰皿を、テーブルの中央に移動させた。
「ありがとう」
それから、飲み物が来るまでの間、
BとSは互いに一言も発さず、ただ煙草を吸っていた。
それはとても緊張感のある時間で、Sは心地好かった。
カクテルが来ると、Bは乾杯もなしにさっさと口付けてしまった。
Sも同じようにカクテルを手に取った。レモンの香りがする。
強いアルコールと共に、柑橘系の甘味と酸味が喉を駆け抜けて行く。
ショートグラスを置いたBは、早速、好戦的な目を向けてきた。
「じゃあ、聞かせて貰おうか?」
「実は、先日、君達から聞いた、論文の妨害工作の件について、
進展があったから、君に話そうと思ってね」
「進展? 何か解ったのか?」
「うん。犯人がね」
「何だって。本当なのか?」
「本当だよ。だが、君は私より早く、
気付いていたんじゃないのかな? 誰が犯人なのか」
Bは何も言わない。
「やはり君は知っていたんだね? 妨害工作をしていたのはAだって」
「どうして、Aがそんなことしなきゃならないんだ」
「Aが論文の完成を妨害した理由についても、君は解っているんじゃないのかな。
犯人がAであることも、その犯行目的も、君は全て気付いていて、
いや、気付いていたからこそ、敢えて、何も知らないフリをしていた」
「私が何を」
「Aは論文を完成させたくなかったんだ。
何故なら、論文が完成したら、彼と結婚しなくてはならないから。
君と、離れなければならないから」
Sは続ける。
「Aは論文の完成が一日でも、遅くなれば良いと思っていた。
最初は、ほんの出来心から、データの一部を削除した。
それにより研究は少し遅れた。Aの願い通りに。
時間の経過とともに、Aが削除したデータは回復した。
もう少しだけ、とデータの削除を重ねていたら、
C博士のバックアップによって妨害されてしまった。
もうこの手は使えない。Aは焦った。
このままでは直に論文は完成してしまう。どうすればいい?
どうすれば論文の完成をもう少し遅らせることができる?
そうだ。あのラットが居なくなってしまえば」
「止めろ! そんなのデタラメだ!」
「残念だが、デタラメなどではない。聞いたからね、直接、彼女の心に」
「お前、まさか」
「そう。私はインタビューしたんだ。『貴方が犯人ですか?』とね。
そうしたら洗いざらい喋ってくれたよ、素直に全部」
「Aに、自白、させたのか」
「そうだよ。犯人を推理する必要などないからね、私は。
だが、Aを自白させるよう、私に指示したのは、L博士だよ?」
「じゃあ、L博士には、Aがやったって、解ってたっていうのかよ?」
「そのようだね。まあ、答えを聞けば、実に簡単な話だったよ。
パソコンに詳しいシステム部の知人に内密に依頼して、
論文データの削除履歴を調べて貰ったそうだ。
削除した人物のアカウントがAのものだった。
ついでに、削除されたデータも回復できたそうだよ?
でも君は、どうやって、犯人がAだと知ったのかな?」
Bは答えない。
「言いたくないかい? おそらく、犯行現場を目撃したか、
Aが犯人だという証拠を見つけたんだろうと予想しているけれど。
あるいは、君なら、直感で解ったのかもしれないね。犯人も犯行目的も。
だが、それでも君は黙っていた。Aを問い質すこともせず。どうして?」
「そこまで解ってるなら、私が言わなくても、お前にはもう解ってんだろ」
「Aを問い質せば、Aの犯行目的が君だと白状することになるから。
Aが君を好きだと言う大きなきっかけを与えてしまうから。
そうなればきっと、Aは彼との結婚を辞めてしまうから。
だから君は、何も知らないフリをしたんだね?」
Bはまだ黙っている。
「以前、君はこう言ったね? 人間は世界で一番劣悪な生き物だと。
それはどういう意味で言ったのかな?
君と離れたくなくない一心で稚拙な行動をとったAのことを指していたのかい?
もしくは、同性である君に好意を寄せていたAのことかな?
それとも、そんなAの全てを愛していた、君自身のことだったのかい?」
Bは暫くの間、黙っていた。
その沈黙を無意味だと感じたSは、待つのを止めて口を開いた。
「B」
「煩いよ……何もかも知ったような口聞いて。
アンタのそーゆー口の利き方が気に食わないんだよ、前から」
「それはすまない」
「それで、Sは私に何が言いたいんだ?
私の口からAに妨害工作を止めるように言え、とか、
そういうことを言いたいわけ?」
「いいや、別に?」
「じゃあ何、私を追い詰めて、ただの探偵気取り?」
「そんなつもりは」
「どうせバカだと思ってんだろ?
結婚して子供ができるわけでもない無生産な関係だって。
女が女を好きになったって、どうにもならないのに。
そんなのは私だって解ってんだよ」
堰を切ったようにBは話した。
「だけど、あいつは私に無いもの全部持ってて、
最初はそれがニガテだったけど、
あいつも私に対して同じように感じてたって聞いてからは、
普通に話せるようになって、
いつのまにか、あいつに懐かれるのが当たり前になってて、
あいつと話している時間は楽しくて、
気が付いた時には、あいつの隣がどんな場所より特別になってた」
Bは項垂れていて表情が見えない。
「女二人で食事した帰り、このまま帰したくないとか、
抱き締めて引き留めたいとか思ってる自分が居て、私が一番驚いたっつの。
そういうこと、アンタは今までに一度もないだろ?
同性の友人相手だってのに、小さなキッカケひとつで、
タガが外れちまうんじゃないかって恐怖を感じたことあんのかよ?」
「Aは君と同じような恐怖を感じていたよ?」
「……え?」
「約束していた結婚を躊躇し、できる限り引き延ばそうとしている自分に、
彼女は自分で驚き、最早、止められない想いに恐怖していた。
目的を遂げる為に、ラット1匹で足りないなら、
『次』も無感情にこなしてしまいそうな自分にもね。
Aは、早く君に止めて欲しいと願っていた。
けれど、君はひたすら沈黙を守ったままだった。
四度の事件について、L博士に話を聞いて貰おうと、A自ら提案したのも、
L博士なら気付いて、私達を助けてくれるかもしれない、
そう心のどこかで思っていたのかも、と言っていたよ、彼女の心がね」
「こいつらは揃って頭がおかしいって思ってるんだろ?
じゃあどうすれば良かったんだ?
最初から好きになんてならなければ良かったのかよ?
そんなコントロールができるなら、とっくにやってんだよ」
Sはその時、感じたままの言葉を口にした。
「美しいと思うよ」
「……急に……何、言ってんだ、S」
「女性が女性を好きになることも、それに苦悩し、恐怖する姿も。
ステンドグラスのようで、とても美しいと、私は思う」
「……バカ。気色の悪いこと言うな。美しくなんかない。私は醜い。
たったあれしきのことで、私はアンタにさえ妬いてたんだ」
「私に?」
「もみの木のリキュール。Aはアンタのグラスから飲んだだろ?
私はあれだけでも、その場から立ち去りたいくらいイヤだった。
あいつが警戒心皆無なのは前から解ってたけど。
ダレにでもそういうことすんのかよって」
「では君も以前?」
Bはカクテルグラスに手を伸ばす。
「『ホワイト・レディ』は元々、私が好きなカクテルだったんだ」
肩を落としながら呟いた。
「私が飲んでいたのを、いつだったか、Aが『少し下さい』って味見して。
一口飲んだ瞬間から気に入ったみたいでさ」
Bは、全てを押し殺そうとするように唇を噛みしめていた。
「『キツイのに甘いところが、Bさんと似てるから、好き』なんて、
バカみたいな殺し文句言いやがって……」
堪えきれない何かが、Bの声と握り締めた拳を、微かに震わせた。
「ホント……バカみたいだ――」
ホワイト・レディの頬に雫が伝った。
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