×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
■報われない俺達6 続編
このところ俺は調子が良い。
こうして、朝、すっきり起きれるし、
退屈な執務も、何故か良く捗っている。
以前はよく睡魔に襲われ、コーヒーで持ちこたえていたが、
最近では、自分でも驚く程、集中力が持続している。
俺が余りにも黙々と執務に取り組むので、
「陛下。あの、少しご休憩されてはいかがでしょうか」と、
ホワイトに心配されるぐらいだった。
休憩を宣言したことはあっても、促されたことなど、
今までにあっただろうか。いや、無い。
「お目覚めの時間です、陛下」
冷淡な声がした。
ドアの前には、髪が長くない側近が立っていた。
無表情な顔は以前通り。顔色も悪くはない。
だが、頬が少し、やつれたか。
「ラル。もう良いのか?」
「はい。七日もお休みを頂き、申し訳ございません。
大変ご迷惑をお掛け致しました」
「それほど迷惑ではなかったさ。
ホワイトが良くやってくれたしな」
「私が居ない間、ホワイトは余程お役に立ったようですね。
陛下からお褒めのお言葉があったと、
ホワイトに伝えておきます。さぞ喜ぶでしょう」
「拗ねているのか、ラルヴィス」
「違います」
「全くお前は、可愛げのない。
俺に特別優しいホワイトとは大違いだな」
ラルヴィスは無表情な仮面を崩そうとしなかった。
「なあ、ラルヴィス」
「はい」
「お前が居ない間、俺が良く働いていたことは、聞いているか」
「ええ。ホワイトやエメリーから聞いております。
俄かには信じられない程、進んだそうですね」
「ああ。俺もどうしてだろうと思っていたんだが。
今、お前の顔を見ていたら、理由が解ったぞ」
「では後学の為に、お聞かせ頂けますか」
俺は答えた。
「単に、たっぷり眠っていたからかもしれん」
→
このところ俺は調子が良い。
こうして、朝、すっきり起きれるし、
退屈な執務も、何故か良く捗っている。
以前はよく睡魔に襲われ、コーヒーで持ちこたえていたが、
最近では、自分でも驚く程、集中力が持続している。
俺が余りにも黙々と執務に取り組むので、
「陛下。あの、少しご休憩されてはいかがでしょうか」と、
ホワイトに心配されるぐらいだった。
休憩を宣言したことはあっても、促されたことなど、
今までにあっただろうか。いや、無い。
「お目覚めの時間です、陛下」
冷淡な声がした。
ドアの前には、髪が長くない側近が立っていた。
無表情な顔は以前通り。顔色も悪くはない。
だが、頬が少し、やつれたか。
「ラル。もう良いのか?」
「はい。七日もお休みを頂き、申し訳ございません。
大変ご迷惑をお掛け致しました」
「それほど迷惑ではなかったさ。
ホワイトが良くやってくれたしな」
「私が居ない間、ホワイトは余程お役に立ったようですね。
陛下からお褒めのお言葉があったと、
ホワイトに伝えておきます。さぞ喜ぶでしょう」
「拗ねているのか、ラルヴィス」
「違います」
「全くお前は、可愛げのない。
俺に特別優しいホワイトとは大違いだな」
ラルヴィスは無表情な仮面を崩そうとしなかった。
「なあ、ラルヴィス」
「はい」
「お前が居ない間、俺が良く働いていたことは、聞いているか」
「ええ。ホワイトやエメリーから聞いております。
俄かには信じられない程、進んだそうですね」
「ああ。俺もどうしてだろうと思っていたんだが。
今、お前の顔を見ていたら、理由が解ったぞ」
「では後学の為に、お聞かせ頂けますか」
俺は答えた。
「単に、たっぷり眠っていたからかもしれん」
→
PR