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Marginal Prince Short Story
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バカンス続編
「二人に嫉妬しているのかと思っていたけれど」
「どうして僕が」
「アンリだって、本当はユウタやミハイルともっと話してみたいんだろう?」
「話すことなんてないよ」
「ユウタは誰とでもすぐに仲良くなれる。彼が持つ才能の一つだと俺は思ってる。
今まで誰とも接してこなかったミハイルの心までも掴んだのだからね。
…羨ましいのは、俺の方かな」
「それ、君が言うこと? …誰の心も捉えるくせに」
「えっ?」
後半、小声で呟かれた言葉がジョシュアには聞こえなかった。
「ねえ、早くサロンに戻れば? 彼等とお茶の時間にするんでしょう、君は」
「うん。アンリも一緒に行こう?」
「僕は行かない」
頑なな態度にジョシュアは「解った」と折れた。
「追い駆けてきてしまって、すまない。じゃ、失礼するよ」
ドアへと向かう。アンリを振り向かせることが出来なかった。
部屋を出る間際、友人に伝える。
「アンリ。今度は彼等と一緒にアップルパイが食べられるといいね」


fin

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