忍者ブログ
Marginal Prince Short Story
Admin  +   Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

■ロレートシナリオ
陛下と殿下と3 続編
――まさか、寝室だろうか。午睡されていなければいいが。
王の寝室に向かう。長い廊下を歩きながら、このところのスケジュールを省みる。
建国記念式典に前後して、通常よりは、やはり過密だった。
式典も終わり、ひと息吐けるようになった今、陛下もご心労を感じているのかもしれない。
身体も心もお強い御方だが、その懐刀となってからは、屈強ではない王も見ている。
次期国王が決まった現国王は、どのような御心なのだろう。
寝室の扉を前にして迷う。
もし、午睡されていたら、起こすべきだろうか。
側近という立場上は致し方ない。けれど。
王の姿を確認してから決めよう。扉をノックする。
「レイナです。失礼致します」
陽の差す寝室。王は弾けないグランドピアノが鎮座している。
大きく柔らかいベッドには、誰も居ない。
綺麗にメイキングされた状態だった。私は息を吐いていた。
何故、寝室などに来てしまったのだろう。
他の場所を考える。王が空を見ている光景が浮かんだ。
「屋上か。高い所がお好きだからな、あの御方は」


→3-b
PR
カレンダー
06 2026/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
キャラ名、CP名などで作品検索可
アーカイブ
カウンター
バーコード
material by bee  /  web*citron
忍者ブログ [PR]